AP過去問 令和7年度春期 午前 問50
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問50(問題文)
スクラムにおいて繰り返し実行するイベントのうち、ステークホルダに作業の結果をプレゼンテーションして、プロダクトゴールに対する進捗について話し合い、必要に応じてスコープを調整するイベントはどれか。
ア スプリントプランニング
イ スプリントレビュー
ウ デイリースクラム
エ レトロスペクティブ
回答・解説
スクラムは、アジャイル開発の代表的なフレームワークの一つであり、一定期間(スプリント)を区切って開発を進め、継続的に改善していく手法です。スクラムにはいくつかのイベント(会議)があり、それぞれに明確な目的があります。
この問題では、ステークホルダに作業の結果をプレゼンテーションして、プロダクトゴールに対する進捗について話し合い、必要に応じてスコープを調整するイベントが問われています。
アは❌間違いです。スプリントプランニング
- →スプリントプランニングは、スプリントの最初に行われるイベントで、スプリント中にどの作業を行うか(スプリントバックログ)を決定する会議です。ステークホルダに成果を見せる場ではなく、スクラムチーム内部での計画が目的です。
イは✅正しいです。スプリントレビュー
- →スプリントレビューは、スプリントの最後に行われるイベントであり、スプリント中に完了した成果物をステークホルダに示し、フィードバックを受けながらプロダクトの今後の方向性やスコープを調整する機会です。よって、このイベントが問題文に該当します。
ウは❌間違いです。デイリースクラム
- →デイリースクラムは、スクラムチームのメンバーが毎日短時間(通常15分程度)集まり、進捗を共有し、当日の作業を調整するミーティングです。ステークホルダが参加する場ではなく、またスプリント単位の成果確認の場でもありません。
エは❌間違いです。レトロスペクティブ
- →スプリントレトロスペクティブは、スプリントの最後に実施し、開発プロセスやチームの働き方に関する振り返りを行う会議です。ここでは、プロダクトの成果やステークホルダとの進捗確認ではなく、チーム内部の改善が主な目的です。
したがって
イ
が答えです。
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