AP過去問 令和6年度春期 午前 問66

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問66(問題文)

 組込み機器のハードウェアの製造を外部に委託する場合のコンティンジェンシープランの記述として、適切なものはどれか。


ア 実績のある外注先の利用によって、リスクの発生確率を低減する。

イ 製造品質が担保されていることを確認できるように委託先と契約する。

ウ 複数の会社の見積りを比較検討して、委託先を選定する。

エ 部品調達のリスクが顕在化したときに備えて、対処するための計画を策定する。

 

回答・解説

 コンティンジェンシープランとは、想定外の事態やリスクが発生した場合に備えて、事前に策定しておく対処計画のことを指します。


 他の選択肢については、以下のようにコンティンジェンシープランとは異なる内容です。


アは❌間違いです。リスクを事前に低減するための活動であり、リスク対応戦略としては回避や低減策に該当します。

イは❌間違いです。契約によって品質を担保する取り組みは、通常の品質保証活動の範囲に含まれます。

ウは❌間違いです。見積りの比較検討は、調達プロセスの合理化やコスト管理の一環であり、リスク対応計画とは性質が異なります。

エは✅正しいです。「部品調達のリスクが顕在化したときに備えて、対処するための計画を策定する」は、まさにコンティンジェンシープランの主旨に合致しています。


 したがって



 が答えです。

 

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