AP過去問 令和6年度春期 午前 問67

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問67(問題文)

 PPMにおいて、投資用の資金源として位置付けられる事業はどれか。


ア 市場成長率が高く、相対的市場占有率が高い事業

イ 市場成長率が高く、相対的市場占有率が低い事業

ウ 市場成長率が低く、相対的市場占有率が高い事業

エ 市場成長率が低く、相対的市場占有率が低い事業

 

回答・解説

 PPM(Product Portfolio Management)とは、事業を市場成長率と相対的市場占有率の2軸で分類し、経営資源の配分を最適化するための分析手法です。


アは❌間違いです。花形(Star)…成長と収益の両方が見込めますが、投資資金も多く必要です。

イは❌間違いです。問題児(Question Mark)…将来性はあるものの、市場占有率が低く投資判断が必要な事業です。

ウは✅正しいです。「市場成長率が低く、相対的市場占有率が高い事業」は、PPMにおける金のなる木(Cash Cow)に該当します。この事業は、大きな成長は見込めないものの、安定した収益を生み出すため、他の事業への投資資金源として位置付けられます。

エは❌間違いです。負け犬(Dog)…市場成長率も占有率も低いため、撤退や縮小の判断対象となります。


 したがって



 が答えです。

 

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