AP過去問 令和5年度秋期 午前 問64

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問64(問題文)

 IT投資効果の評価方法において、キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指標はどれか。


ア IRR(Internal Rate of Return)

イ NPV(Net Present Value)

ウ PBP(Pay Back Period)

エ ROI(Return On Investment)

 

回答・解説

アは❌間違いです。IRR(Internal Rate of Return)

→ IRRは、投資によって得られる将来のキャッシュフローの現在価値の合計が初期投資額と等しくなる割引率を求める手法です。回収期間ではなく、投資の収益性の判断に使います。

イは❌間違いです。NPV(Net Present Value)

→ NPVは、将来のキャッシュフローの現在価値から初期投資額を差し引いたもので、投資によって得られる正味の利益を評価する指標です。回収時期ではなく、投資の総合的な価値を判断します。

ウは✅正しいです。PBP(Pay Back Period)

→ PBP(Pay Back Period)とは、投資回収期間を表す指標であり、初期投資額をキャッシュフローで回収するのに何年かかるかを示します。つまり、キャッシュアウトが何年後に回収できるかという点に注目する、シンプルでわかりやすい評価手法です。

エは❌間違いです。ROI(Return On Investment)

→ ROIは、投資額に対する利益の割合を示す指標で、効率的な投資かどうかを測定するものです。回収年数の評価ではありません。


 したがって



 が答えです。

 

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