AP過去問 令和7年度春期 午前 問22
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問22(問題文)
ユーザーインタフェースのユーザビリティを評価する手法には、利用者が参加するものと専門家だけで実施するものとがある。利用者が参加する手法と専門家だけで実施する手法との適切な組合せはどれか。
利用者が参加する手法 | 専門家だけで実施する手法 | |
ア | アンケート | 回顧法 |
イ | 回顧法 | 思考発話法 |
ウ | 思考発話法 | ヒューリスティック評価 |
エ | 認知的ウォークスルー法 | ヒューリスティック評価 |
回答・解説
アは❌間違いです。
利用者が参加する手法:アンケート(これは正しい)
専門家だけで実施する手法:回顧法(これは不適切)
- → 回顧法は利用者が操作後に振り返ってコメントする方法で、利用者が必要です。
イは❌間違いです。
利用者が参加する手法:回顧法(これは正しい)
専門家だけで実施する手法:思考発話法(これは不適切)
- → 思考発話法は利用者が実際にシステムを操作して行う手法です。
ウは✅正しいです。
利用者が参加する手法:思考発話法
専門家だけで実施する手法:ヒューリスティック評価
- → 思考発話法は、利用者が実際にシステムを使いながら、考えていることを声に出して話す手法です。利用者の視点からの操作の流れや迷いが明らかになりやすく、ユーザビリティの改善に役立ちます。
- ヒューリスティック評価は、専門家が使いやすさの原則(ヒューリスティック)に基づいて、システムをチェックする手法です。利用者を使わずに早期に問題点を洗い出せる利点があります。
エは❌間違いです。
利用者が参加する手法:認知的ウォークスルー法(これは不適切)
専門家だけで実施する手法:ヒューリスティック評価(これは正しい)
- → 認知的ウォークスルー法も専門家によるシナリオに基づく検証手法であり、利用者は不要です。
したがって
ウ
が答えです。
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