AP過去問 令和5年度秋期 午前 問20

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問20(問題文)

 FPGAの説明として、適切なものはどれか。


ア 電気的に記憶内容の書換えを行うことができる不揮発性メモリ

イ 特定の分野及びアプリケーション用に限定した特定用途向け汎用集積回路

ウ 浮動小数点数の演算を高速に実行する演算ユニット

エ 論理回路を基板上に実装した後で再プログラムできる集積回路

 

回答・解説

アは❌間違いです。電気的に記憶内容の書換えを行うことができる不揮発性メモリ これはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)の説明です。FPGAとは異なり、メモリ素子に関する説明です。

イは❌間違いです。特定の分野及びアプリケーション用に限定した特定用途向け汎用集積回路 これはASIC(Application Specific Integrated Circuit)の説明です。ASICは設計後に構成を変更できません。特定用途に最適化されており、大量生産に適しています。

ウは❌間違いです。浮動小数点数の演算を高速に実行する演算ユニット これはFPU(Floating Point Unit)の説明です。FPUはCPUに内蔵される演算装置であり、FPGAのような再構成可能な回路ではありません。

エは✅正しいです。論理回路を基板上に実装した後で再プログラムできる集積回路 この選択肢がFPGA(Field Programmable Gate Array)の説明として最も適切です。FPGAは、回路の構成を現場(Field)で何度でも書き換えることができる集積回路です。論理ゲートの結線を構成ファイルに従って再構成可能であるため、開発途中での設計変更やカスタマイズ、試作などに適しています。


 したがって



 が答えです。

 

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