VBA VBEの環境設定

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概要

 VBAを始める前に、まずはカタチから入る。大事。カタチ。やれるフリをするだけでも違う。


 環境設定でフォントを変更します。フォント#Windowsでヒラギノフォントを使うでも紹介したConsolas+メイリオ等幅を使います。でも、このフォントを準備しただけでは、VBEでは簡単に使うことはできません。Consolasのフォントリンクを認識しないため、Consolas(日本語)を設定できないからです。手入力で「Consolas(日本語)」打ち込んでも無駄です。このように変更しようとしても、OKボタンを押した後のユーザインタフェース入力内容の反映処理で、そんな訳の分からないフォントは存在しないから、存在するフォントに替えとけ的な有り難い機能が働いて、無碍(むげ)にされます。


 因みに、フォントを普通に変える場合はVBEのメニュー「ツール(T)」-「オプション(O)」で表示されるダイアログで、「エディター」の設定タブからフォントを任意(あなたの意志に任せるモノ)で選択して、「OK」ボタンを押下(おうか=要するに押すこと)します。


 それで、Consolasなんですけど、レジストリから設定する必要があります。


 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\VBA\7.0\Common\


 というキーの中に文字列型データとしてFontFaceという名前のデータがあるので、その値を「Consolas」にかえるとよいです。この設定をした後からはVBEの通常のフォントの設定「エディターの設定」を使ってフォントを変更してOKを押すとConsolasに戻すのに、またレジストリを編集しなくてはいけないので、一度決めた設定は変えないことが肝心です。


 レジストリのイメージ

 

レジストリ設定方法


 Consolas Consolas+メイリオ等幅のイメージ

 

Consolas+メイリオ等幅 エディタ外観


※設定しても欧文文字セットのままで日本語が選択されず、日本語が入力できない場合はFontlinkの処理が正常に設定されていないことを意味します。以下の2点を確認すれば大体は解決すると思います。


1.FontLink設定したときにレジストリで指定したフォントファイル名とフォントフォルダに置かれたttcやttfのファイル名が完全一致しているか確認して下さい。


2.FontLink設定を変更した後は再起動しないとフォントリンク機能が発動しません。正しい設定値になっている上で再起動して下さい。


自分はConsolasの全角スペースの文字割り当てに全角スペース記号が薄く表示されるようなフォントに改造して使っています。


久しぶりに使うと文字化け

 久しぶりに自宅PCでVBA立ち上げたら、Consolasの文字の範囲外の文字が化けていた。悲しい。見てみると。FontlinkのConsolasに関するレジストリが消えていた。なんだよ。


 追加してみたけど、再起動してもうまく動作しない。泣きそう。調べてみたけど、同じ症状の人がいなくて、解決には至らず。なぜ?いつ?どのタイミングでConsolasの設定が消えていたかだな。わからん。しばらくお手上げだ。Rictyとかっていうフォントつかおうっかな。

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