KOMODO IDE4.4
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日本語化
KOMODO IDEの日本語版については、公式サポートされていませんが、XULによる記述を行うことで、日本語版のインターフェースを準備することができます。執筆時点では、KOMODO IDE4.4の全ての英語表記を日本語化したパッチは存在しませんが、ほとんどの部分について翻訳を実施したDTDファイル群と日本語パッチインストールExtentionが配布されています。パッチの入手は”りずさん”が管理しているKOMODO情報配信用Blog”コモドノコ”より入手できます。但し、ダウンロードしてきたExtentionをインストールするだけではDTDファイル内でのENTITY宣言不足によりXMLパースエラーが発生します。XMLパースエラーが発生してKOMODO IDEを起動することが出来なくなった場合はC:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\ActiveState\KomodoIDE\4.4\host-コンピュータ名\XRE\pref.jsファイル内の以下の行を削除すると起動できるようになります。
- user_pref("general.useragent.locale", "ja");
日本語化手順
- KOMODO情報配信用Blog”コモドノコ”より入手した日本語パッチをインストールする。(”BEROさん”作成)
- %Program FilesDirRoot%\ActiveState Komodo IDE 4.2\lib\mozilla\chromeディレクトリに存在するKOMODO.jarとen-US.jarについて拡張子をzipに変更して解凍する。*.jarファイルは*.zip形式の圧縮ファイルです。
- 解凍して生成されたディレクトリのkomodo\locale\en-USに配置された*.DTDファイルは全てのENTITYが網羅されているので、このファイルに日本語訳を記述します。
- 例)<!ENTITY sortByFileOrder.label "ファイル名でソート">
- <!ENTITY キーワード "キーワードの置き換え文字">のキーワード置き換え文字部に日本語訳を格納します。
- このとき、C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\ActiveState\KomodoIDE\4.4\host-コンピュータ名\XRE\extensions\{9039d3f8-d57a-4d5d-8c5e-f172fc569e45}\chrome\locale\ja\komodoの*.DTDファイルを参考にすると良いです。
- Dialogs.DTDファイルの68行目の[#37;#37]となっている部分を[#37;#37;]に変更します。
- 作成した*.DTDファイルをC:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\ActiveState\KomodoIDE\4.4\host-コンピュータ名\XRE\extensions\{9039d3f8-d57a-4d5d-8c5e-f172fc569e45}\chrome\locale\ja\komodoに配置します。
- ここまでの編集が完了した後にKOMODO IDEが正常起動できれば作業完了です。
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