HONDA beat

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概要

 初代です。マニュアルの軽自動車です。ミッドシップという形式のエンジン位置でした。後輪駆動なのでMRという形式になります。FF FR RF RRしかないと思っていましたがミッドシップのMもあったっす。ミッション方式しか設定されていないので、マニュアルなのは当たり前なんですけど。乗っていて、なかなか忙しい車です。町中を普通に走るだけでも、みんなに迷惑をかけないためには、激しいシフトチェンジを必要とされていた記憶があります。


 紺色で塗りなおした車を乗っていました。ある豪雨の日にツメツメに置く方式の駐車場で、ちょっと移動が必要ってことでいったん車を車道の脇によせて退避させてから、サイドミラーをポールのすぐ前にするぐらいに、かなり寄せていたのを忘れて普通にバックして戻るときに、サイドミラーでやや離れたところが見にくいので豪雨の状況に注意をして後退したところポールにサイドミラーがあたってしまいました。バキッという音がして、あれなんか当てた?っぽいなと、サイドミラーで確認しても、なにも見えずという感じでしたが、サイドミラー自体がなくなっていることに気づいたのは、しばらく困惑してからでした。


 初事故。もげたサイドミラーを拾って、ガムテープで応急処置の接続をして帰宅したのはよい思い出です。ナカミチのCDチェンジャーMF-41とラジオカセットデッキで音楽を聴く感じの設備だったような記憶です。


 当時は音楽はCDで聴くものという時代でしたので、MP3?何それっていう感じです。高級なパソコンで聴ける音楽っていう特殊な技術でした。1曲をダウンロードするのに10分以上はかかる時代です。それが車で聴けるようにできるなんて、あんまり考えてなかったです。なんでも詰め込める音楽はMD が牛耳るに違いないと思っていましたが、車用のMDとかはまだまだ高級な思想でした。今でいうと4K映像を車で見るくらいの、夢のような設備です。そういう時代に合ってCDチェンジャーは、いくつかのCDを続けて聞くことができる素晴らしい装置でした。要するに好きな曲の詰め合わせができるというお手軽な手段です。LINDBERGにJUDY AND MARYにTHE BOOMにMr.Childrenという詰め合わせを実現するありがたい装置です。


 あとは、ソフトトップカバーってのが無かったので探して取り付けれるようにした思い出もあります。BEATのコンパーチブルは手動なので、自分であける必要がありますが、開けたときに、蛇腹状になるカバーを綺麗に覆い隠してまとめるためのものです。ぐちゃぐちゃしないでカッコいい。天井を開けれなくするハードトップカバーというものもありましたね。


 当時は、軽自動車の最速マシンだと断言できるものだったと思います。軽自動車の癖に無駄に馬力がでかい。グリップを高めれば下りの峠では、かなり軽やかに攻めれるという異端児です。昇りは全然だめですけどね。


 これで走りこんでいる人も結構いたと思います。自分はそういう使い方はしませんでしたけど。

リンク

https://www.honda.co.jp/auto-archive/beat/

 

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