ペク・ドンス
概要
剣仙という剣の達人がペクドンスの親らが無実の罪で捕えられ処刑される際、ペクドンスの父だけは助けられないが腕一本で刑を軽くしてもらえないか交渉し、罪の軽いものの処刑を避け助ける。そういうなかでなんとか逃げ切ったペクドンスの母はペクドンスを産む。そして、その直後に刺客らにおそわれ殺される。なんとか生まれたペクドンスは母が逃げる途中で身ごもっていることを隠すためにお腹を強くしばっていたせいで手足にかるい生涯をかかえた状態で生まれた。そして、いろいろいじめられながらも大きくなっていくペクドンスは手足が不自由なせいで強くなれずにいたが、やがて手足の病気はなおり、剣術の腕を上げていく、そんな中、幼馴染の友ウンと共に親衛隊に入団し訓練を積んでいくことになる。
ある日、殺し屋のフクサチョロンという集団の長がペクドンスの幼馴染ウンと出会い、資質を見抜き、殺し屋として育てることになる。ペクドンスとは別の道をたどりはじめる二人はいつしか、同じ女性を恋するが、ウンとペクドンスの運命はすれ違いを見せる。そしてふたりを育てた、剣仙と殺し屋の長との悪縁もすれ違いを見せ始める。かれらの運命はいかなるものか?実際に存在したペクドンス(はくとうしゅう)という人物からスピンオフした作品である。