ドラえもん 新・のび太の日本誕生

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概要

 新日本誕生ってことでリメイクなわけですが、やっぱ、のび太の意外な勇気や優しさってのが、いいんだよ。だから、泣きに来たって感じで見に行きました。そしたらですよ。平日なのに子供がいっぱいなんです。おまえらあほかとばかかと、お父さんもドラえもん見ちゃうぞとかゆっちゃってるんですよ。映画ってのは、殺伐とした空気の中で見るのが…っていう、まぁ、昔あったコピペはおいといて、ほんと平日から大盛況。orangeの20倍はお客さん来てたね。子供パワー恐るべし。家族連れで来るから、動員数はカップルの倍です。むしろ、子供を連れていないカップルなんていませんでした。一人で来てるオレもなかなからしい。


 とにかく劇場内が騒がしい。許せるレベルくらいに騒がしい。いや、短気な人ならブチ切れてるかもしれません。でも、そこは超気長なわたくしめであります。席をけられようと、前を横切られようと、うろちょろされたり、泣きわめいたり、何があっても、心はわずかにしか動きません。なんなら映画そっちのけで眠ってしまうくらいの仏状態です。


 というわけで、久しぶりに子供映画を見たわけですが、世の中には幸せな家庭を築いている人がたくさんいるんだなぁと感慨深くなりつつも、映画鑑賞です。自分もいつかはあんな風に家族でドラえもん見に行くんだ。そういう、しょうもない幻想に付き添ってくれる女性ってのは、そうそういないかもしれませんが、家族とか夫婦とかってのにいろんな幻想を夢見ている中二状態なのです。


 映画自体は感動できる内容です。いつもののび太の仲間たちが親とけんかして家出を考えるところから始まります。そして、誰も住み着く前の7年前の日本へ(3万年前でもまだ確認されていないが、その倍の6万年ってことになって、ドラえもんがマイナス一万年付け足し)。のび太は、ペット大臣として、ペットを育てる役目を担い。うまいことドラえもんからもらったペット育成道具を調合し、ペガサスとドラゴンと鳥獣を育てる。大事に育てて愛着を得る。そして、いったんもどってくると時空の乱れから原始人が現代に、あわてて連れ帰って事情を聴くと暗闇族なる集団に光族が襲われたとかという設定、ギガゾンビとかっていう怖い精霊にはかなわないという。だが、連れ去られた光族の仲間を助けるため中国のはるか北へと向かうドラゾンビ一行。まずは原始人の住んでいた中国地方に到着し、そこで、ペットたちと別れる。そして、いったんは光族を救出し、日本に光族を連れてくるが、育てたペットたちが行方不明。仕方なく、また現代へ戻るが、暗闇族がまだ生きていることを悟ったドラえもん達は、急いで7万年前に向かう。時すでに遅し、光族はいなくなっていてさらわれていた。そして北へ北へと暗闇族のアジトへ向かう。途中、豪雪に見舞われドラえもんの秘密道具が動かなくなるとかのトラブルがあったりして、最後はリニアモーターカーごっこなる道具で高速移動をするが、そこでいつのまにかのび太とはぐれる一行。のび太は豪雪地帯で息絶えようとしていたが、ペットを呼ぶ犬笛をふくとペットたちがのび太を助けにやってくる。そして、雪をしのいでいたドラえもんらはそのしのぎばこそが、ギガゾンビのアジトだった。そこでギガゾンビの正体が時空犯罪者であると判明。のび太なしで潜入をするも失敗におわる。いけにえとして処分されかけたところにのび太とペットたちが登場。一網打尽にし始める。そして、ギガゾンビ打倒まであと一歩というところで、時空崩壊をたくらむギガゾンビに行く手を阻まれる。そして、原始人が自力で時空崩壊装置にとびかかり、エネルギー伝達源の針をへし折る。そして、ドラゾンビとギガゾンビの決着は本物の文明による石器で、ギガゾンビのお面をはがして決着がつく。そして、時空警察がきて、逮捕。そして、ドラゾンビ一行は時空警察のお姉さんに褒められ称えられるが、のび太が育てたペットたちも空想サファリパークに引き取られることになる。そして、痛烈なる別れ。のび太のペットたちの特徴をとらえた時空警察のお姉さんに対するペットの扱いのお願いシーンと時空警察の飛行船に乗せられたペットたちとのび太の追いかけっぷりがいい。運動神経の悪いのび太が全速力ではしって泣いて転んで。(・∀・)イイ!!。そして現代へと帰っていくのでした。

 

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