カイジ

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概要

 漫画やアニメでもちょろちょろみていはしたのですが、映画としてのカイジだけは、しっかりと見ましたので、ここで紹介しておきたいと思います。アカギの作者と同じなので、アカギ的なギャンブルの本質というか心の探り合いが面白い。ギャンブルは胴元が儲けるように仕組まれているのがほとんどだということ。かならずそれには何か根拠があって、それが確率だけにたよっているものもあれば、この物語のように仕組まれた計算のもとに成り立っているものもあります。ギャンブルの本質をしっているから、ギャンブルに依存せず、漫画を描くことができるのだと思いますし、ギャンブルを俯瞰して、客観的に見れる人であってほしいと思います。ギャンブルは、人生の寄り道。ただの戯れです。仕組まれた計算がなければ、ギャンブルで生活はできません。ギャンブルにはあまり創造性がありませんが、システム開発や映像作成が必要なものを使う場合は経済的な効果もあるしエンターテイメントの枠にもはまります。賭博の場を経営するものが、どういう世界を提供するか、エンターテイメントの末に社会貢献という志しが存在するなら、自分はギャンブルの場の経営も意味があるとは思います。最終的には人類にどのように貢献できるかが肝です。


 風営法が法律として存在しているように風俗と呼ばれている商売の業界には、それなりの根拠がある場合もあるし、社会的必要性もあるのだと思います。だめな使い道もあるんでしょうけど。それは社会の闇なので自分の知れる範囲ではなさそうです。深い闇が無くなることはいいことだと思いますが、悪がいるから正義だと思っている人もいるし、間違った正義を振りかざす人もいて、ぐるぐる回っています。世の中ぐるぐるまわっているんです。悪は悪です。考えだしたらキリがない。自分のような人間にどうこうできるような簡単な問題ではありません。それは巨大掲示板2ちゃんねるを統括する方法が無いのと同じです。誰かの意見に全員が従うようなことはまずありえません。よのなかはぐらぐらしているのが通常の状態なのです。そのぐらぐらした状態だからといって悪になっていいというわけではありません。そういうぐらつきがなくならないにしても、出来る限りのことをやっていくのが、われわれの生きる道だとそういうことなんだと思います。


 2ちゃんねるでエネルギーを使い切るバカな人生はやめた方がいいことについてはブログでも以前に触れたことがありますので、割愛します。ほどほどにね。自分も昔は、FLASHのイベントが未来永劫続くように願って、ちょろちょろブログで意見したりアツくなったりしていましたが、世の中の流れを悟り、消えてゆく一過性の激しい時代に過ぎないものだったのだと思うようになりました。その昔に様々な文化がもりあがったのと同じことを繰り返しているだけの事なのです。時代はぐるぐるまわっているので、また何か面白い事をしようと思えば、また何か面白いことができるわけです。2ちゃんねる動画からTVや雑誌。一般人へ届けられる流れという大きな渦の中を見届けることができたのは、面白い経験でした。


 今の若い人達にも次から次へとそういった文化を新しい道具や古い道具を活用して、巻き起こしいってほしいものです。面白い経験というのは、そのときにしかできないものもありますので、人生をめいいっぱい楽しんで欲しい。自分もまだまだ楽しむ工夫を考えてみたいと思います。面白いって何だろうっていう探究心だけはもっていたいと思います。その面白いを自分自身が発信することもあれば、その近くにいたいと思うこともあるんだと思います。面白いと疲れるは隣り合わせなので、多くの人が面白いと共感できることに参加できるといいですね。


 カイジの物語がもつ内容からここまで飛躍的なことを考えさせてくれるんですから、実に奥の深い作品なんだと思います。でも漫画はあまり読んでません。アニメは結構みたほうだと思いますが、全部はみてません。

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