「FL Studio ベースの打ち込み IK Multimedia MODO BASSを使って」の版間の差分
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FL Studioで、IK MultimediaのMODO BASEを使ってベースを打ち込みする手順について説明します。 | |||
IK Multimedia公式サイトの情報は[https://www.ikmultimedia.com/products/modobass2/ コチラ]、管理人はTOTAL STUDIO MAX3.5についていたMODO BASS1.5という謎のエディションを使っています。MODO BASS1.0同様のモデルが使えるエディションで14モデルが使えます。2.0になると8モデル増えて22モデルが使えます。 | |||
まず、MODO BASSのチャンネルを追加します。チャンネルラックからチャンネル追加ボタンを押して、 | |||
[[ファイル:FL 01.ProjectTempo チャンネルラックからAudioClipを追加.png|400px||none|チャンネルラックからチャンネル追加]] | |||
MODO BASSを選択します。 | |||
[[ファイル:FL 02.MODOBASS 01.MODOBASSをチャンネルに追加.png|400px||none|チャンネルにMODO BASSを追加]] | |||
FL StudioではルートノートがC5に設定されています。その他のDAWでは大体C3をルートノートにしています。ルートノートはMIDIのNoteNumber60に相当するものを定義することになっています。MODO BASEもルートノートをC3として扱うプラグインです。したがって、FL StudioではC5を押すと、MIDI NoteNumber 60が押されたという扱いになり、VST PluginのMODO BASSに信号を送り、MODO BASSはMIDI NoteNumber60ってことはC3のことね。と認識されC3の音が鳴ります。 | |||
基準のズレがこのような動作を生みます。ん。じゃFLがバカなんじゃないの?って思うでしょ。そこはそんな単純な話でもないのです。ピアノは88鍵盤で一番左はA(ラ)=27.5Hzです。440HzのA(ラ)は5回目に登場する鍵盤です。ImageLineは鍵盤の外の低い音をC0~G#1で現すことにしたのです。キーの表記でB-1のような負数を使わないようにしたんですね。哲学ですね。まぁややこしいことを言い始めてしまいましたが、あまり考えすぎないようにしましょうか。 | |||
A4が440HzのA(ラ)に相当しますが、大体のDAWではC3基準なためにA3が440HzのA(ラ)になります。FL StduioではA5です。 | |||
DAWの種類によってデフォルトの基準ってのは違うってことですね。これはソフトウェア上の表記で音名と負の数というのを使いたくないImageLineの哲学に基づくものですが、基準自体はチャンネルごとに変更できるようになっています。 | |||
チャンネルウィンドウのスパナのアイコンをクリックすると以下のような画面になり、C5がMiddle CつまりRootNoteにに設定されていることがわかります。 | |||
[[ファイル:FL 02.MODOBASS 02.MODOBASSのルートノート.png|400px||none|チャンネルのルートノート確認]] | |||
この鍵盤のC3を右クリックするとルートノートを変更することはできますが、管理人はImageLineの哲学に従って、C5をRootNoteとして扱う方式をそのまま採用しようと思います。なので、C5を押すと、C3が鳴るという認識のままいくということです。 | |||
2025年7月3日 (木) 13:18時点における版
FL Studioに戻る。
コピー作品No.001_ハルカミライ_ライダース_制作記録に戻る。
概要
FL Studioで、IK MultimediaのMODO BASEを使ってベースを打ち込みする手順について説明します。
IK Multimedia公式サイトの情報はコチラ、管理人はTOTAL STUDIO MAX3.5についていたMODO BASS1.5という謎のエディションを使っています。MODO BASS1.0同様のモデルが使えるエディションで14モデルが使えます。2.0になると8モデル増えて22モデルが使えます。
まず、MODO BASSのチャンネルを追加します。チャンネルラックからチャンネル追加ボタンを押して、
MODO BASSを選択します。
FL StudioではルートノートがC5に設定されています。その他のDAWでは大体C3をルートノートにしています。ルートノートはMIDIのNoteNumber60に相当するものを定義することになっています。MODO BASEもルートノートをC3として扱うプラグインです。したがって、FL StudioではC5を押すと、MIDI NoteNumber 60が押されたという扱いになり、VST PluginのMODO BASSに信号を送り、MODO BASSはMIDI NoteNumber60ってことはC3のことね。と認識されC3の音が鳴ります。
基準のズレがこのような動作を生みます。ん。じゃFLがバカなんじゃないの?って思うでしょ。そこはそんな単純な話でもないのです。ピアノは88鍵盤で一番左はA(ラ)=27.5Hzです。440HzのA(ラ)は5回目に登場する鍵盤です。ImageLineは鍵盤の外の低い音をC0~G#1で現すことにしたのです。キーの表記でB-1のような負数を使わないようにしたんですね。哲学ですね。まぁややこしいことを言い始めてしまいましたが、あまり考えすぎないようにしましょうか。
A4が440HzのA(ラ)に相当しますが、大体のDAWではC3基準なためにA3が440HzのA(ラ)になります。FL StduioではA5です。
DAWの種類によってデフォルトの基準ってのは違うってことですね。これはソフトウェア上の表記で音名と負の数というのを使いたくないImageLineの哲学に基づくものですが、基準自体はチャンネルごとに変更できるようになっています。
チャンネルウィンドウのスパナのアイコンをクリックすると以下のような画面になり、C5がMiddle CつまりRootNoteにに設定されていることがわかります。
この鍵盤のC3を右クリックするとルートノートを変更することはできますが、管理人はImageLineの哲学に従って、C5をRootNoteとして扱う方式をそのまま採用しようと思います。なので、C5を押すと、C3が鳴るという認識のままいくということです。
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