「Mathjax 2.7」の版間の差分
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2018-04-03にmathjax2.7.4が最後に更新されたのが最後ですが、現在のVersion3と機能のほとんどは使えます。やりたいことをやろうとすると少し手順が多いというデメリットはあるものの、できないということは少ないはずです。なんといってもNeo Euler ネオオイラーフォントが使えるのはありがたいですよね。オイラーフォントはHermann Zapf(ハーマン ザフ)さんが使ったもので AMS Euler > Neo Eulerのように更新されています。AMS Eulerはもう入手困難です。とはいってもmathjaxではWebフォントを使いますので、選べません。Neo Euler一択です。 | 2018-04-03にmathjax2.7.4が最後に更新されたのが最後ですが、現在のVersion3と機能のほとんどは使えます。やりたいことをやろうとすると少し手順が多いというデメリットはあるものの、できないということは少ないはずです。なんといってもNeo Euler ネオオイラーフォントが使えるのはありがたいですよね。オイラーフォントはHermann Zapf(ハーマン ザフ)さんが使ったもので AMS Euler > Neo Eulerのように更新されています。AMS Eulerはもう入手困難です。とはいってもmathjaxではWebフォントを使いますので、選べません。Neo Euler一択です。 | ||
<div id="output">Checking environment...</div> | |||
Version2.0系に関する記事です。現在の2.0系最新バージョンは | |||
<div id="version">Loading MathJax version...</div> | |||
<yjavascript></script> | |||
<script type="text/javascript"> | |||
// 読み込み後にグローバルスコープのオブジェクトを調べる | |||
window.onload = function() { | |||
const keys = Object.keys(window).sort(); // グローバル変数を列挙 | |||
const output = keys.includes("MathJax") ? "MathJax is defined." : "MathJax is not defined. Global keys: " + keys.join(", "); | |||
document.getElementById("output").textContent = output; | |||
if (typeof MathJax !== "undefined") { | |||
if(MathJax.version) { | |||
// MathJax のバージョンを取得して表示 | |||
document.getElementById("version").textContent = "MathJax version: " + MathJax.version; | |||
} | |||
} else { | |||
console.error("MathJax is not defined or failed to load."); | |||
document.getElementById("version").textContent = "MathJax failed to load."; | |||
} | |||
}; | |||
</script> | |||
<script></yjavascript> | |||
です。 | |||
2024年12月20日 (金) 21:24時点における版
MathJaxに戻る。
概要
2018-04-03にmathjax2.7.4が最後に更新されたのが最後ですが、現在のVersion3と機能のほとんどは使えます。やりたいことをやろうとすると少し手順が多いというデメリットはあるものの、できないということは少ないはずです。なんといってもNeo Euler ネオオイラーフォントが使えるのはありがたいですよね。オイラーフォントはHermann Zapf(ハーマン ザフ)さんが使ったもので AMS Euler > Neo Eulerのように更新されています。AMS Eulerはもう入手困難です。とはいってもmathjaxではWebフォントを使いますので、選べません。Neo Euler一択です。
Version2.0系に関する記事です。現在の2.0系最新バージョンは
です。
利用設定(基本的な部分)
数式システムを利用するにはヘッダ部で以下のような宣言をするだけです。
このサイトではVersion2.7.4 と 3.0.4を使い分けていて、2.7の場合は以下のような設定を使っています。
javascript(全ブラウザ共通)
<script src='https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@2/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML-full'>
MathJax.Hub.Config({
"fast-preview": {disabled:true},
tex2jax: {
preview: "none",
inlineMath: [['\\@','\\@'],['\\(','\\)']],
displayMath: [['$$','$$'],['\\[','\\]']],
skipTags: ["code"],
processEscapes: true
},
"TeX": {
extentions:["color.js", "cancel.js"],
},
"HTML-CSS": {
undefinedFamily: "'Neo Euler Medium', Meiryo, STIXGeneral, 'Arial Unicode MS', serif",
webFont :"Neo Euler Medium"
}
});
</script>
Extensionについては、複数を使う時、公式ページでは上記のように記述しろとなっているのだけれど、2つめ以降がうまく取り込まれないみたい。なので、面倒だけどページごとに \$ \require{cancel} \$ と、エクステンションの機能を使う直前に記述して対応します。なんすかね。これ。でもそのページで一回、記述すれば、それ以降はずっとそのページでExtensionが適用されるみたいなので、よしとします。
使用例 \$ \require{cancel} \$
mathjax
$ \require{cancel} $
$$ f(x)= \int^{\infty}_{-\infty}\color{red}{\frac{1}{\sqrt{2\pi}\sigma \cancel{\sigma} }}e^{-\frac{1}{2\sigma^2}(x-\mu)^2} $$
確率密度関数 $$ \require{cancel} f(x)= \int^{\infty}_{-\infty}\color{red}{\frac{1}{\sqrt{2\pi}\sigma \cancel{\sigma} }}e^{-\frac{1}{2\sigma^2}(x-\mu)^2} $$
Neo Eulerフォントの利用
1.まずNeo EulerのWebfontを入手します。https://font.download/font/neo-eulerの@Download @Font Face Kitの方をダウンロードします。
2.解凍したファイル群の中のEuler.woffファイルを自分のWebサーバにアップロードします。
3.数式を使うページのCSSにに以下のコードを埋め込みます。
@font-face {
font-family: 'Neo Euler Medium';
src: url('./font/euler.woff') format('woff');
}
./font/euler.woffの部分は、自分のサイトにおける、数式を使うページからeuler.woffファイルへの相対アドレスか絶対アドレスを入力します。
4.数式を使うページの最初の宣言とコンフィグを以下のように設定します。
<script src='https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@2/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML-full'>
MathJax.Hub.Config({
"fast-preview": {disabled:true},
tex2jax: {
preview: "none",
inlineMath: [['\\@','\\@'],['\\(','\\)']],
displayMath: [['$$','$$'],['\\[','\\]']],
skipTags: ["code"],
processEscapes: true
},
"HTML-CSS": {
undefinedFamily: "'Neo Euler Medium', Meiryo, STIXGeneral, 'Arial Unicode MS', serif",
webFont :"Neo Euler Medium"
}
});
</script>
Mathjax2.x系 Neo Eulerフォントのサンプルページ
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