「AP過去問 令和6年度秋期 午前 問3」の版間の差分
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式A+B×Cの逆ポーランド表記法による表現として、適切なものはどれか。 | |||
ア +×CBA | |||
イ ×+ABC | |||
ウ ABC×+ | |||
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逆ポーランド記法はスタックのような表記法で変数が登場している間はPush(プッシュ)でスタックの中に変数を格納します。演算子が登場すると、その演算子を使って、最後の演算がないときは二つの変数をPop(ポップ)し、最後の演算とします。最後の演算があるときは、その演算結果と1つの変数をPop(ポップ)して、最後の演算結果とを登場した演算子で演算子、最後の演算とします。アとイは変数がまだ何も格納されていないのに演算子が登場しているので正しくありません。ウはA、B、Cの順でスタックにPushして、最初に×が登場するので、C×Bの演算をします。次に+が登場するので、C×Bの演算結果に対して、Aを加えて、C×B+Aというような演算をします。これはA+B×Cの演算順序と同じです。ウが正しいです。エは先にB+Aの演算をしてから、Cを掛けています、(A+B)×Cのような演算になっているので、誤りです。したがって | |||
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ウ ABC×+</span> | |||
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2024年11月26日 (火) 17:23時点における最新版
問3(問題文)
式A+B×Cの逆ポーランド表記法による表現として、適切なものはどれか。
ア +×CBA
イ ×+ABC
ウ ABC×+
エ CBA+×
回答・解説
逆ポーランド記法はスタックのような表記法で変数が登場している間はPush(プッシュ)でスタックの中に変数を格納します。演算子が登場すると、その演算子を使って、最後の演算がないときは二つの変数をPop(ポップ)し、最後の演算とします。最後の演算があるときは、その演算結果と1つの変数をPop(ポップ)して、最後の演算結果とを登場した演算子で演算子、最後の演算とします。アとイは変数がまだ何も格納されていないのに演算子が登場しているので正しくありません。ウはA、B、Cの順でスタックにPushして、最初に×が登場するので、C×Bの演算をします。次に+が登場するので、C×Bの演算結果に対して、Aを加えて、C×B+Aというような演算をします。これはA+B×Cの演算順序と同じです。ウが正しいです。エは先にB+Aの演算をしてから、Cを掛けています、(A+B)×Cのような演算になっているので、誤りです。したがって
ウ ABC×+
が答えです。