EmulatorX3 仕組み Voices And Zones画面

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概要

 メニュー[Preset]-[New Voice]で新しい行が作れます。既存のVoice行を選択した状態あるいはMultiSample行を選択した状態で[Preset]-[New Sample Zone]でMultiSampleとしての新しい行を追加できます。


 新しく作った行、既存の行に対して、Sample欄で既にBankに取り込んでおいたSample波形を選ぶことが出来ます。


 グループ番号が1~99で設定できます。設定したグループ、選択したいグループの代表的なものを一つ選択した状態で[Preset]-[Select Preset Group N]という項目を選択することで、あらかじめ設定しておいたグループをまとめて選択することが出来ます。複数選択した状態で[Preset]-[Open Voice]を選択すると、選択した複数Sampleに対してのVoice Processing画面が起動します。一括指定みたいな状態になります。また何も選択しない状態で開くVoice Processing画面は、全てを選択しているのと同じ状態で一括指定のVoice Processing画面になっています。Voice Processing画面側からは今、全選択状態なのか1つのVoices and Zonesの中のVoiceだけに適用するVoice Processing画面が開いているのかどうかはわからないです。自分でどの経路でVoice Processing画面を開いたのか認識しておかなければVoice Processing画面で設定した内容がどこまで影響するのか分からなくなってしまいます。

 

VOICE N :ZONE N

  • ORIGNAL KEY:サンプルがサンプルの音程のままに鳴るKEY値を設定します。あとで設定するKEY WINはこのORIGINAL KEY値から離れていれば、離れているだけ音程が変わります。
  • DIRECTION:

 行ごとにDIRECTION項目が存在します。これはREGIONタブでVoiceの再生範囲を設定でき、REGIONで再生範囲を全部にしている場合ならForwardでSample側のLOOP設定は有効に機能します。REGIONで再生範囲を一部にした場合はLOOP機能は無効になります。


DIRECTIONの選択状態によって以下のような動作になります。

  • Forward=選択範囲を前向きに1度、再生しようとします。Noteが終了したら再生も終了します。
  • Backward=選択範囲を後ろから1度、再生しようとします。Noteが終了したら再生も終了します。
  • Forawrd Loop=選択範囲を前向きに再生します。再生し終わると選択範囲の頭からまた再生を繰り返し行います。Noteが終了したら再生も終了します。
  • Backward Loop=選択範囲を後向きに再生します。再生し終わると選択範囲の最後からまた再生を繰り返し行います。Noteが終了したら再生も終了します。
  • One Shot=選択範囲を一度、最後まで再生します。Noteが終了してもSampleは再生しきります。すぐには音が止まらない場合もあるということになります。

 

MIX/TUNESタブ

  • VOLUME:サンプル再生時の音量を設定できます。(-96~10dB)
  • PAN:サンプル再生時のステレオ左右音量バランスを設定できます。(-64~63、0で左右同じ)
  • TRANSPOSE(X'POSE):サンプルの移調設定を行います。(-36~36半音)
  • COARSE:サンプルの移調を行います(-72~+24半音) 音色も変わります。単純にサンプルを早回しして音程を変えます。
  • FINE:サンプルの音程を変更します。(-100~100cent) 音色も変わります。単純にサンプルを早回しして音程を変えます。

 

KEY WINタブ

 NOTE番号ごとに音が鳴る範囲を設定できます。ORIGINAL KEY値がSampleの元の音程だと認識します。ORIGINAL KEYからKEY WINで指定した範囲と離れている分だけ音程が変わります。たとえばC4の音の鉄琴の音があったとして、ORIGINAL KYE値をC7の鍵盤の高音部に設定したとしたら、KEY WINでC7で鳴るという設定をした場合C7のキーでC4の鉄琴の元の音がなります。C8でもKEY WINで鳴るように設定するとC8はC4より一オクターブ高いC5の音程で鉄琴の音が鳴るようになります。TRANSPOSEにも言えることですが、音程の変化が激しいと音が変わり切れない場合もあります。限界があるので、離れ具合によっても、どれくらい思っている音程の音がなるかは確認が必要です。

 

VEL(Velocity) WINタブ

 VELOCITY値ごとに鳴らすサンプルを変更するような設定ができます。行としては、そのサンプルがなるVelocity値範囲を設定することになります。全部のVelocityで同じサンプルを使うときは、0~127までの範囲を設定します。Velocityによってサンプルを分ける場合は弱い音用サンプルを0~64、強い音用サンプルを65~127のように設定します。音をならす強さによって音色が変わる楽器では有効な手段になります。

 

RT(Real Time) WINタブ

 時間経過AmpCrossfade値をCORDSを使ってEnvelopeからのシグナル値によって操作することで1~127の値を飛ばすことができます。この値によってどの音を鳴らすかを決める仕組みです。

 

CC WIN 1~5タブ

 CCコントロールチェンジ値ごとに音を切り替えるための範囲指定です。

  • Mod Wheel
  • Pressure
  • Pedal
  • MIDI A~P
  • Footswitch 1
  • Footswitch 2
  • F'switch 1 FF
  • F'switch 2 FF
  • T'switch
  • T'switch FF
  • Keyboard
  • Cycle2(Channel)
  • Cycle3(Channel)
  • Cycle4(Channel)
  • Cycle2(Key)
  • Cycle3(Key)
  • Cycle4(Key)
  • Random


のようなコントロールからの値によってSampleを鳴らす対象かどうかを設定できます。CC値0のときは基本の値がなり、それ以外のところで特殊な音がなるように設定することが多いでしょう。CCによっては値の大きさによってもSampleを変化させることもあるでしょう。

 

REGION タブ

 REGIONによってサンプルの鳴らす範囲を選べます。DIRECTIONとも密接なかかわりがあることは最初に説明しました。

 

DETAIL タブ

 これまでに紹介した値を数値で調整するためのタブです。MIX/TUNESとCC WINは選択している行について、また別のエリアで特別に常時設定できるようになっています。

 

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