Perl:1行目

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1行目

Windowsプラットフォームで動作させる場合には1行目の決まりはありません。
拡張子がplやpmならば、Perlスクリプトであると解釈して、Windows側が処理をしてくれるためです。

ただし、Unix系プラットフォームでは1行目に、自分が何者であるかを宣言するため以下のような記述が求められます。

 #!/usr/bin/perl

「#!」の後ろはPerlコマンド処理実行ファイルへのパスを指定します。サーバによって異なる場合がありますので、
各レンタルサーバ提供元の仕様に基づいて定義して下さい。Windowsでは不要ですが、入れてあっても問題ないので、
あとでアップロードする予定のレンタルサーバの仕様に基づいた定義をしておくと良いでしょう。
大体の、レンタルサーバで同じようなパス(4種類くらいに分けれるかも?)が用いられます。WindowsでいうところのC:¥Program Files¥Perlみたいなものです。

管理人が利用しているレンタルサーバxreaでは、
/usr/bin/perl
もしくは
/usr/local/bin/perl
と記載すると良いことになっています。上記2つのパスは最も頻繁に利用されるパス名です。
誰でも簡単に誰かが作ってくれたPerlスクリプトファイルをアップロードするだけで、
掲示板やアクセスカウンタといったインタラクティブな要素をホームページに取り込むことができるようになっているようです。

「#!」のことをShebang(シェバン)と呼んでいます。

高度な情報

 #!/usr/bin/perl -w

のようにすることでPerl実行オプションを設定することが出来ます。
上記の場合だと、Warningの場合は、そのWarningを別途表示するとともに、プログラムを止めずにそのまま処理を続けてくれるオプションになります。
警告レベルの問題というのは大抵は変数の使い方に無駄があったり、型が定義されずにいきなり使われたりということが主な要素になると思います。
その他についてはPerl:起動オプションの項目を作って、そこで触れたいと思います。


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