Mathjax2.x 設定

提供:yonewiki
2025年1月8日 (水) 17:07時点におけるYo-net (トーク | 投稿記録)による版 (→‎CDN URIについて)

Mathjax 2.7へ戻る。

概要

 Mathjaxを使う前の設定ってなんかいろいろあってややこしい。管理人レベルの人なら、そう感じるでしょう。2.x系と3.x系の情報が錯綜していること、英語の情報が多い、検索にあまりひっかからないし、本家の説明書も何を言っているのか理解できない。もっと具体的に説明してくれたらいいのに。


 どうやって最強の設定を見つければいいのか。わからない。


 ちなみにCDN(Content Delivery Network)もどれを使えばいいのか。一長一短あったりしてよくわからない。

 

CDN URIについて

 自分のサイトにMathjaxをダウンロードしてきて、設定する方法ではなく、公開されているMathjaxを使うときにはいくつかのアドレスが選択できます。いろいろあるっていうのだけで、ややこしい。しかも、全部なんかちょっと仕組みが違うっぽい


 最新版に拘りたい人は以下の設定かな。@2で、2.x系の最新版が使えます。現時点では、2.7.9でした。でも、あとで説明する最強設定は使えません。

<script type="text/x-mathjax-config">
ここに設定を記述しますが、省略。
</script>
<script type="text/javascript" src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@2/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML-full"></script>


 同じ最新版でも2.7.1になる以下の残念なCDNもあります。何がlatestやねん。

<script type="text/x-mathjax-config">
ここに設定を記述しますが、省略。
</script>
<script type="text/javascript" src="https://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-AMS_CHTML-full"></script>


 以下のようにバージョンを指定することもできます。

<script type="text/x-mathjax-config">
ここに設定を記述しますが、省略。
</script>
<script type="text/javascript" src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@2.7.7/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML-full"></script>


 3.x系にはこういうのもあるっていう。https://cdn.jsdelivr.net/npm/mathjax@3/es5/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML-fullけど2.x系はない。


 でも管理人は以下のようなバージョン固定の設定を使う。これは拡張機能の最強設定ができるから。ただしバージョン2.7.1のような古いバージョンではWebフォント設定はできません。それと@2やlatest指定で最新版を使うこともできません。


<script type="text/x-mathjax-config">
ここに設定を記述しますが、省略。
</script>
<script type="text/javascript" src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/mathjax/2.7.9/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML-full"></script>


 因みに最強設定ってほんとに最強かは、定かではないです。まとめると、管理人はcdnjs.cloudflare.comを使っていて、その他にcdn.jsdelivr.netやcdn.mathjax.orgもあるよって感じの印象。なぜこのように複数のCDNがあって、どういうふうに管理されているかはわからない。本家Mathjaxドキュメントでも言及はしてくれない。2017年4月30日に本家が独自CDNの提供をやめたとかってChatGPTは言ってました。あ、ドキュメントをよく読んでみるとcdnjs.cloudflare.comが推奨で最新バージョンを使うには以下のようにしていするといいって書いてますね。あらゆるバージョン指定をしていてもMathJax.jsではなくlatest.jsにすると最新版になるらしい。なかなかいかつい仕様だな。管理人はある日突然、表示内容が変わるのは好きではないので、2.7.9と指定することにします。

<script type="text/x-mathjax-config">
ここに設定を記述しますが、省略。
</script>
<script type="text/javascript" src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/mathjax/2.7.9/latest.js?config=TeX-AMS_HTML-full"></script>

 

MathJax.js?config=

 どのCDNを使っても、独自のMathjaxを使うにしても、出力エンジンや形式はこのようなURI引数config=を使って指定します。これがまたいっぱい選択肢がある。いっちゃんいいのをひとつかふたつにしてほしいよね。まぁとりあえず、いろいろな引数について知ることにしましょう。すべてはhttps://docs.mathjax.org/en/v2.7-latest/に書かれていると思うのだけど、ちょっと読み解こう。


 

Mathjax 2.7へ戻る。