バトルロワイヤル 高見 広春
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概要
世間で話題になったのは映画化されてからぐらいだと思いますが、その手前にも少しにわかに話題にはなっていた作品でして、まだおおっぴらには知ってる人も少ないような、そんな頃に分厚い原作を手にして読んだというそんな作品です。こんなの読み切れるかなとか思ってましたが、はらはらする展開で、考えたこともないような世界で、一生懸命に生きようとする一人一人の行動がとてもリアルに描かれていて、心情までつたわってくるんだけど、やりあわなくちゃいけなくて、なんでこうなってしまうんだっけっていう展開で、それでも凄いハートの奴もいて、なんとなくわかるし、そいつがどんな思いで戦っているのかも、なんとなくわかっていて、人間らしさっていうものが全員から滲み出ているのが凄いとおもっているとあれよあれよと読み終えることができたっていう感じでした。
読み終わった後、コレは凄い!って思いました。
同時に、こんなことが現実になってはいけないし、遊び心にもこんな世界をつくってはいけないと思いました。架空の話だから妙に面白い。そういう作品です。
なんとなく話の流れがわかっている人にも読んでみて欲しいと思う作品です。読んでいいのは、人を殺してはいけないということを冷静に思える人限定です。
商品リンク
- バトル・ロワイアル
- ※1円なんすね(汗。
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