Windows10 Systemによってファイルは開かれているため操作を完了できません

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概要

 「Systemによってファイルは開かれているため操作を完了できません」と表示されてファイルを削除できない場合の対処方法です。


 コマンドプロンプトで、そのSystemの正体を知るためにはopnefilesコマンドというのを使う必要がありますが、その前に、maintain objects listというフラグをonにしないとコマンドは使えないため、次のような操作が必要になります。


 コマンドプロンプトで、openfiles /local on というコマンドを実行します。そして再起動します。


 そしたら、opnefilesコマンドが使える状態になっているので、openfiles /query /v > C:\openfilelog.txt のようにしてCドライブの直下とかにopenfilesコマンドの実行結果を出力するようにします。ここではファイルをopenfilelog.txtとしました。


 C:\openfilelog.txtの中身をみましょう。消せなかったファイルの名前を検索します。見つからない場合はあきらめるしかないかも…。


 みつかったら、それを使っているプロセスの番号が調べられます。見つかった行の先頭の番号です。


 net file id番号というコマンドで消そうとしているファイルの状態が調べれます。


 net file id番号 /closeというコマンドで解放されてエクスプローラから削除できるようになります。このようにしないと消せないファイルはたいてい、消すと危険な部類のファイルですので、消しても大丈夫なことを前もって調べることも忘れないようにしましょう。どっか違うところに移動して、もとのありかの情報と共に保存しておけるとよいですね。