Windows Runtime

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概要

Windows Runtimeと記述されるとなんかのプログラム技術のことなんだろうなと思うんでしょう。でもこれはC Runtimeのような従来からある技術のようでいて、それとは異なる、新しい技術の呼称でして、.NetFrameworksとかJava Virtual Machineくらい壮大なRuntimeです。Windows RuntimeはWindows8以降で登場するWindowsストアアプリ開発のために作られた、新しい中間制御をおこなうシステムです。ARM(最近ソフトバンクという会社が買収したイギリスの老舗の半導体メーカ)製CPUのためのWindowsともいえる、WindowsRTなんかでも採用される共通の中間制御ソフトウェアです。マイクロソフトの新時代を切り開く礎ともなる概念です。その名前が、昔からありそうな名前のWindows Runtimeというわけで、ぱっと聞いた感じではWindowsストアアプリのためのアレだなとか、C++だとC++/CXで開発するのが便利なアレだなというイメージまで連想できるくらいになっていたほうがいいんでしょう。で、結局Windows10で、Universal Windows Platformという、よく似た構造のものに移行していますので、これを真剣に勉強する必要はないのかもしれませんが、基本的には同じようなものなので、Windows8みたいな、はやりもせんかったOSで無駄骨だったと嘆く必要はさほどないのかもしれません。


マイクロソフトも、いろいろなものを開発してきましたが、Windows、Office以来、世界的大ヒット作は出せていないような感じです。そのあとのアップルの躍進は一般層をターゲットしたものですので、名声やブランド的には、ややあとずさり気味です。とはいえ、PCの必要性はまだまだあって、Windows一強ですし、まだまだ我々はマイクロソフトの言いなりになるんだろうなって思います。コンピュータはマイクロソフトが与えてくれた世界から拡張していくことが多いです。Linuxもまだまだ一般の人が使うには難しい状態ですし…かと言って、日本人が世界を席巻するようなICT環境を提供できる状況でもないですし、自分もそういった気概はないです。CPUとOSとを完璧な状態にしてマイクロソフトを超えていく開発を後発で追いつこうとするには今の日本のサッカー以上に厳しい。出遅れました。日本の若い人たちに申し訳ないです。っても、自分が生まれたときくらいから、大勢は決まってましたけどね。言い訳か…。なんで、NECさんは98というパソコンを作っていながら、マイクロソフトのような会社になれなかったのか残念でなりません。日本のきめ細やかな心遣いICTで世界に出れなかったのは無念です。世界平和で考えればアメリカも日本も関係なく仲良くやっていかなければならないし、マイクロソフトをベースに新たな一歩を踏み出していくしかない。利用する立場、される立場、主導する立場、主導される立場、いろいろ模索していかないといけないっすね。まずは世界最大勢力の中身を知るという意味でもコツコツ勉強せなあかんのかな。謙虚に謙虚に。日本にいるどの組織も、誰もかれも、ましてやマイクロソフト以外の組織の人間の誰もがマイクロソフトを追い越せないのだから謙虚に学ばないといけないのやもしれません。


そんなわけで、C++でWindows Runtimeを扱うのが最も柔軟なわけですが、C++/CXにたよらない範囲の技術は、こちらの項目に記述するべきなんでしょうけれでも、それもこれも含めて、C++/CXの項目の記事にWindows Runtimeのことについて記述しようか迷っています。


とりあえず、C++で扱う範囲の技術だけになると思いますけど、それについてはここにまとめようかな。でも、まぁ普通はUWPに力を入れるべきか…

C++

C++でWindows Runtimeを利用する方法についての基礎だけの情報になると思いますが、以下の項目に記述します。基本的にはC++/CXを利用する技術ですのでそちらと合わせて理解する必要があるでしょう。


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