オープンソースのビルド libzip

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2025年9月22日 (月) 18:12時点におけるYo-net (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「<yjavascript></script> <link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/11.11.1/styles/vs2015.css"> <link rel="stylesheet" href="https://wiki.yo-net.jp/custom.css"> <script src="https://wiki.yo-net.jp/highlight/highlight.js"></script> <script src="https://wiki.yo-net.jp/custom.js"></script> <script></yjavascript> 言語と開発環境に戻る。 == '''概要''' ==  [https://libzip.org/ h…」)
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概要

 https://libzip.org/のダウンロードの部分からlibzip-1.11.4.tar.xzあるいはlibzip-1.11.4.tar.gzよりダウンロードできます。2025年09月下旬現在。


 libzipは2005年から継続的に開発されていて、効率的で小型で柔軟性があります。


 Linux、macOS、Windows、その他多くのオペレーティングシステムで使用できます。


  • 下位互換性があり、安定したAPIを維持。
  • エラーが発生した場合でも、破損したファイルを作成しない。
  • データを削除しない。
  • 効率的。


 次の機能をサポートしています。


  • ファイルまたはメモリバッファからのアーカイブおよびファイルデータの読み取り
  • 保存されていない変更を元に戻す
  • Zip64 ラージ アーカイブ
  • Deflate、bzip2、LZMA、および zstd 圧縮
  • Winzip AES と従来の PKWARE 暗号化


 これらの機能により一般的なzipファイルの圧縮、解凍ができるようになります。

 

VisualStudio2022でのビルド手順

 まずは、上記リンクにあるサイトからlibzip-1.11.4.tar.gzをダウンロードします。バージョン1.11.4は2025年9月中旬時点の最新版でした。


 解凍して、Visual Studioを起動して、フォルダを開くから解凍して生成されたlibzip-1.11.4フォルダを開きます。


 Makefileの処理が終わったら、ビルドからインストールを選択して実行します。さらにビルドからすべてをビルドを選択します。


 LNK1118: 'VERSION' ステートメントに構文エラーがあります。というエラーになります。このエラーをダブルクリックするとzlibvc.defが開きます。


VERSION		1.3.1


とある行を、


VERSION		1.31


とします。そして、再度、ソリューションをビルドすると正常にビルドが完了します。defファイルはモジュール定義ファイルで、VERSIONの記述形式がX.XXという形式にするという決まりになっているためzlibがバージョン管理に使っているx.x.xというパターンではエラーになるということみたいです。zlibの管理人はあまりvcの仕組みについては熟知していないか、その互換性に関心がないのかもしれません。それでもちょっと修正するだけで、モジュール定義ファイルがそのままVCで使えるだけありがたいと思った方がいいですね。


コンプリート!おめでとう!

 

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