Surface Pro 8 回復ドライブの作成
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概要
PCを買ったらまずやるべきことですね。基本はPCのOSを買ったときの状態同様にまっさらにするときは、回復ドライブは使いません。タスクバーのウィンドウズアイコンのスタートから[設定]-[Windows Update]-[詳細オプション]-[回復]-[このPCをリセット]を使うと復旧します。プレインストールソフトなんかを消したくない人には便利です。プロダクトIDがあれば、Officeも再インストールできますが、ひと手間増えます。余計なソフトを一気に消してしまいたい人は、回復ドライブから始めるといいのではないかな。SurfaceにはSurfaceアプリがインストールされていたので、これもプレインストールされていたと考えて良さそうです。ほかにもプレインストールされているものはあるかもしれませんが、調べきれないので、割愛します。
回復ドライブを使うのは、パソコンのハードウェア全体は正常で、OSが起動しなくなったときに使うものです。うんともすんともいかなくなったときに使うものですが、ハードウェアが壊れていなければ、ソフトウェアだけで回復できるので試し見る価値はあるものです。ですが、自分でこの回復ドライブをつくっておかないと、どうにもできなくなります。これはWindows11、ひいてはそれ以前のバージョンも同じです。
作成方法
まず、(micro)SDカードの16GB以上のもの+(micro)SDカードtoUSB Type-Cを用意するか、あるいはUSB Type-AtoUSB Type-Cになる構造とUSBメモリの16GB以上のものを用意します。Surface Pro 8で回復ドライブを作成する場合はUSB Type-Cコネクタでなければ本体についているUSBコネクタを利用することはできません。※メモリの内容はすべて失われますのでメモリの中のファイルがあって、バックアップをとっていない場合は、どこからしらにバックアップをとっておく必要があります。回復ドライブ作成の作業後にファイルをメモリの空き部分に書き込むことはできます。回復ドライブは長期間保管しておく必要のあるものなので、長期間保管しておいても問題ないものを選びましょう。
回復ドライブの作成には2時間くらいかかるので、Surface本体への充電がされている状態にします。Surfaceコネクタに付属の充電アダプタとケーブルを接続して充電します。USB Type-CコネクタにPD充電のType-Cコネクタと接続した状態でも充電できます。
コントロールパネルの[回復]-[回復ドライブの作成]を選択します。
表示されたダイアログで、[システムファイルを回復ドライブにバックアップする]にチェックを入れた状態で、[次へ]ボタンを押します。専門的にはボタンを押すのは押下(おうか)するといいます。
すると、しばらくお待ちくださいというタイトルでプログレスバーを伴った表示がなされるので、しばらく待ちます。
画面が遷移し、USBフラッシュドライブの接続を行う画面が表示されます。ここでUSBコネクタにあらかじめ用意していたメモリを接続します。接続すると[次へ]ボタンを押せるようになります。あらかじめ接続していた場合はすでに押せるようになっていたでしょう。[次へ]ボタンを押して次の指示を仰ぎます。
検知したドライブの表示がされ選択を行う画面が表示されます。SurfaceのUSBコネクタにさしたメモリはDドライブとして認識されます。このまま[次へ]ボタンを押します。
念のため、ここであらかじめ、電源の管理の状態を変更しておくといいと思います。コントロールパネルの[電源オプション]から[プラン設定の変更]のリンクをおして、電源に接続しているときの状態の右側の上下二つのドロップダウンリスト(コンボボックス)から[適用しない]に変更し、[変更の保存]ボタンを押します。
画面が遷移し、回復ドライブ作成開始可能な状態になりますので、[作成]ボタンをおします。
回復ドライブの作成処理が開始されます。(管理人の環境では2時間くらいかかったと思います。)待っている間に多少パソコンを使っても問題はなさそうですが、まったく触らないで放置していると回復ドライブの作成途中でパソコンがスリープになったりしないようにあらかじめ、電源の設定を変更しておくといいかもしれません。
プログレスバーが完全に緑になると回復ドライブの作成処理が完了して、[完了]ボタンが押せるようになりますので、押してダイアログボックスを閉じます。
適宜、電源の設定を戻したり、充電ケーブルを外したり、接続した状態を維持するなどして、USBメモリのとりはずしなんかもできるので取り外します。作成した回復ドライブとなったUSBメモリは回復作業をするときに必要なので、大事に保管しておきます。
作業に必要な商品へのリンク
- 上記はマイナンバーカードが読み取れる優れものです。この機会にこういうのはいかが?
- Buffalo microSDカードリーダー Type-A [1] 900円くらい。
- Buffalo Type-Aメス USB-Cオス USB3.2(Gen1) 変換アダプター [2] 780円くらい。
- Amazon Basic Type-Aメス USB-Cオス USB3.1 変換アダプター[3] 683円くらい。