VSTe VST3PluginHostTestで動作確認
概要
まだこのSiteで習得した内容では何もしないプラグインが作れるようになっただけのところですが、動作確認のひとつの方法である、VST3PluginHostTestで動作を見てみましょう。
VSTのSDKに同梱されていた中にC:\(任意)\VST_SDK\vst3sdk\bin\Windows 64 bit\VST3PluginTestHost_x64_Installer_3.4.0\VST3PluginTestHost_x64.msi
というものがありまして、これがVST3PluginHostTestというVST3の動作確認を目的としたアプリがインストールできるものです。インストーラを起動して、利用許諾やインストール先の指定をするくらいの操作でインストールができます。インストールがうまくいくと
C:\(任意 *Program Filesが規定値)\Steinberg\VST3PluginTestHost\VST3PluginTestHost.exe
にアプリ本体が配置されます。
この確認アプリに作成したVSTを認識させるには、C:\Program Files\Common Files\VST3に作成した*.vst3ファイルを配置します。
起動すると以下のような画面になります。
VST Rackの部分のAudio Effectsと記載されたリストを選択すると、階層が表示されます。階層には作成者の組織名・VSTの種類(ここで紹介したVST3の作成初歩では、未指定なのでOtherかな)・VSTの名前の順で階層化されます。
選択が完了するとVSTのユーザインターフェイス画面が表示されると共に、元の画面にもVSTの情報が表示され、制御可能なパラメータがあれば一覧されます。