Old World Instruments World Sound Library
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概要
民族楽器の音源です。
バンクプログラムリストは未所有のため記載できません。申し訳なし。どっかで掘り出しモノと出逢えたら購入してみるつもりです。
以下のような音源が含まれているとの情報を得ました。
- Greek Bazouki-Greek Bouzouki(ギリシャ・ブズーキ)
ギリシャを代表する長いネックを持つ撥弦楽器です。見た目はマンドリンを細長く大型化したような感じで、ピックで弦を弾きます。
音としては、
「金属的で明るく、ジャキジャキ/チャリンと響く民族系の弦楽器」
と思っておくとかなり近いです。
現代の代表的なタイプには、4コース8弦の tetrachordo(テトラコード・ブズーキ) があり、複弦になっているため、単音を弾いても独特の厚みときらびやかさがあります。3コース6弦の古いタイプもあります。
- Baglama(Bağlama/バーラマ、バグラマ)
トルコを代表する民族弦楽器です。ギリシャのBouzoukiと親戚筋にあたるような、長いネックを持つリュート系の撥弦楽器です。
見た目の特徴はかなり分かりやすく、
洋梨のような丸い胴 非常に長く細いネック 一般に7本程度の弦を複数のコースに分ける ピック(tezene)や指で弾く
という楽器です。広い意味で Saz(サズ) と呼ばれることもあります。
- Irish Bouzouki(アイリッシュ・ブズーキ)
古くからアイルランドに存在した楽器ではないことです。ギリシャのBouzoukiが20世紀後半にアイルランド音楽へ取り入れられ、そこで独自に変化した比較的新しい楽器です。
- Celtic Harp(ケルティック・ハープ)
その名のとおりアイルランドやスコットランドなどのケルト文化圏で使われてきた小型~中型のハープです。
- Prima Balalaika(プリマ・バラライカ)
ロシアの民族楽器 Balalaika(バラライカ)の中で、主に旋律を担当する高音域のタイプです。
最大の特徴は、なんといっても三角形の胴体です。そして基本的に3弦という、かなり特徴的な構造をしています。
「Prima」というのは固有の商品名ではなく、バラライカ族の音域・役割を表しています。バラライカには、
Prima Secunda Alto Bass Contrabass
など大きさと音域の異なる仲間があり、その中で Prima Balalaikaは小型で高音域を受け持つ、最も一般的なタイプです。
- C.Bass Balalaika
前項で説明したContrabassのバラライカです。
- Prima Domra(プリマ・ドムラ)
ロシアなどで使われる民族弦楽器 Domra(ドムラ) の高音域・旋律担当タイプです。先ほどのPrima Balalaikaとは非常に近い仲間です。
Prima Domraは、かなりマンドリンに近い印象を受けると思います。
明るく硬質な、
「ピン、ピリリリ……」
という撥弦音で、ピックによる高速なトレモロも得意です。
- Segundo Domra
おそらく Second Domra / Domra Secunda(ドムラ・セクンダ) を指しています。Prima Domraより一回り大きく、少し低い音域を担当するドムラです。
- Mandolin
マンドリンは説明する必要もないですね。
- Oud(ウード/ʿūd)
中東・アラブ音楽を代表する撥弦楽器です。西洋のリュートの祖先にあたる楽器としても非常に重要です。
- Cumbus Saz
おそらくトルコの Cümbüş(ジュンブシュ/ジャンブシュ) 系の楽器です。先ほどのBağlamaやOudとも関係の深い、かなり面白い撥弦楽器です。
最大の特徴は、写真を見るとすぐ分かる金属製の丸い共鳴胴です。普通のOudやBağlamaの木製ボディとは全然違います。
イメージとしては、
「トルコの長棹弦楽器 × バンジョー」
と考えるとかなり分かりやすいです。
Cümbüşは20世紀前半にトルコで生まれた比較的新しい楽器で、金属製の胴と皮膜状の響板を使うため、音量が大きく、非常に明るい響きを持っています。
「Cumbus Saz」は?
Cümbüşにはネックを交換できるタイプがあり、異なるネックを取り付けることでOud系、Saz/Bağlama系など異なる演奏形態にできます。
- Bansuris(バンスリーズ)
Bansuri(バンスリー)の複数形と考えてよいです。インドを代表する伝統的な竹製の横笛です。
見た目はかなり素朴で、基本的には竹の筒に指孔を開けた横笛です。西洋のコンサートフルートのような複雑な金属製キー機構はありません。
音色は、
柔らかい・息っぽい・温かい・少しかすれた感じ
が特徴です。
- Venu(ヴェーヌ/ヴェヌ)
インドの伝統的な竹製の横笛です。先ほどのBansuriと非常によく似ていますが、主に結び付いている音楽文化が違います。南インドが主流のカルナータカ音楽というジャンル向けの楽器です。Bansurisは北インドのヒンドゥスターニー音楽というジャンル向けの楽器です。
見た目はかなり似ています
どちらも西洋フルートのような金属製キーを持たず、竹に直接開けられた穴を指で塞いで演奏する素朴な構造です。
Venuは一般的に8つの指孔を持つタイプがよく使われ、演奏者が息や指使いを細かくコントロールすることで、南インド音楽特有の細かな音程変化や装飾を表現します。
- Bon Di
おそらく Bangdi / Bang Di(梆笛・バンディ) を指していると思われます。中国の竹製横笛 Dizi(笛子) の一種です。
先ほどのBansuri、Venuに続いて、また竹製の横笛ですが、音はかなり性格が違います。
中国のDiziには大きく、
Bangdi(梆笛) → 小型・高音域。明るく鋭く、華やかな音
Qudi(曲笛) → より大型・低め。柔らかく豊かな音
という代表的な区分があります。
中国笛独特の「膜」があります
Dizi系の非常に面白い特徴が dimo(笛膜) です。
吹口と指孔とは別に穴があり、そこへ非常に薄い膜を貼ります。その膜が振動することで、
「ピー」という笛の音+少しビリビリした明るい響き
が加わります。
これがBansuriやVenuとの大きな違いです。
- Dizis
中国の伝統的な竹製横笛 Dizi(笛子/ディーズー) の複数形と考えてよいです。先ほどの Bon Di(おそらくBangdi/梆笛)も、このDiziの仲間です。
見た目だけならBansuriなどにも似た竹笛ですが、Diziには非常に特徴的な仕掛けがあります。
笛膜(dimo / 笛膜)という薄い膜を専用の穴に貼り付け、この膜が演奏中に振動します。そのため普通の竹笛とは違う、
明るく、鋭く、少し「ビリビリ」「ジリッ」とした成分を含む音
が出ます。
これはDiziを聴き分ける大きなポイントです。
Dizis と複数形なのも意味がありそうです
Diziは一種類だけではなく、音域や用途の違うものがあります。代表的なのが、
Bangdi(梆笛) → 小さめ・高音・明るく力強い
Qudi(曲笛) → 大きめ・低め・柔らかく豊か
です。
- Penny Whistle(ペニー・ホイッスル)
アイルランド音楽で非常によく使われる縦笛です。Tin Whistle(ティン・ホイッスル)とも呼ばれます。
これまでのBansuri、Venu、Diziが横笛だったのに対して、Penny Whistleはリコーダーのように正面に構えて吹く縦笛です。基本的には6つの指孔を持つ、とてもシンプルな構造です。
どんな音?
かなり特徴的で、
「ピロロロ、ヒュルルル……」
という明るく軽快な音です。
アイルランド/ケルト音楽を聴いたときに、フィドルなどと一緒に高速で旋律を吹いている高い笛の音が聞こえたら、Tin Whistleであることがよくあります。
名前の Penny は、かつて非常に安価に入手できたことに由来する名称です。金属製のものが普及したため Tin Whistle とも呼ばれます。
- Ashiko(アシコ/アシコ・ドラム)
西アフリカに起源を持つ手で叩く太鼓(ハンドドラム)です。
形が特徴的で、上部に皮を張り、胴が下に向かって細くなる円錐台(切った円錐)のような形をしています。
見た目はDjembe(ジャンベ)に似ていますが、形状が少し違います。
Ashiko → 比較的まっすぐな円錐形の胴
Djembe → 上が広く、中央付近が強くくびれ、下が再び広がるゴブレット型
音は?
手で叩く位置や叩き方によって、
Bass → 中央を叩く「ドン」 Tone → 少し外側の「トン」 Slap → 縁付近の鋭い「パッ!」
といった音を出し分けられます。
AshikoはDjembeと比較すると、一般に少し丸く温かみのある音として語られることがあります。ただし胴や皮、サイズ、チューニングによってかなり変わります。
- Djembe
ジャンベは説明を省略します。
- Djun Djun
おそらく Dunun(ドゥヌン/Dundun) のことです。西アフリカの伝統音楽で使われる円筒形の両面太鼓で、ジャンベと一緒に演奏されることが多い楽器です。
どんな音?
先ほどのAshikoが手で叩くハンドドラムなのに対して、Djun Djun/Dununは一般に棒(スティック)で叩きます。
音は、
「ドン!」「ドゥン!」
という低く太い音。
まさに名前を聞いて想像するような音です(笑)。
ジャンベ・アンサンブルでは低音とリズムの土台を担当します。西洋のドラムセットに無理やり対応させるなら、バスドラム~ロータム的な役割をイメージすると分かりやすいでしょう。
サイズ違いの仲間があります
伝統的な編成では、音域の異なるDunun系の太鼓を組み合わせます。地域によって名称や編成には違いがありますが、よく知られているものに、
Kenkeni → 小型・高音 Sangban → 中型・中音 Dununba → 大型・低音
があります。
さらに太鼓に**金属製のベル(Kenken)**を取り付け、片手で太鼓、もう片方でベルを演奏するスタイルもあります。
- Talking Drum(トーキング・ドラム)
西アフリカの伝統的な太鼓で、その名のとおり「しゃべるように音程を変えられる太鼓」です。
最大の特徴は、砂時計のようなくびれた胴です。両面に皮が張られていて、その二つを多数の紐でつないであります。
なぜ「Talking」なのか
演奏するときに太鼓を脇に挟みます。
腕で締め付けると、
紐が引っ張られる
↓
皮の張力が上がる
↓
音程が高くなる
腕を緩めると逆に音程が下がります。
その状態で湾曲したスティックなどを使って叩くことで、
「ドン → ドォン↑ → ドン↓ → ドォン↑」
のように、叩きながらピッチを滑らかに変化させられます。
これによって、声の抑揚や音高パターンを模倣することができます。特にヨルバ語のような声調言語では、太鼓によって言葉の音調を模倣する伝統があり、「Talking Drum」という名前はかなり文字どおりなんです。
- Gankokwe Bells
Gankogui / Gankogwe Bell(ガンコギ/ガンコグウェ)のことだと思われます。西アフリカ、特にガーナやトーゴ周辺の音楽で使われる鉄製のベル(鐘)です。
教会の鐘のようなものではなく、細長い鉄製のベルを二つ連結したような形をしています。一般的なGankoguiは大小2つのベルを持つため、異なる2つの音高を出せます。
スティックで叩くので、
「カン!」「コン!」
という硬く鋭い金属音です。
実はリズム上かなり重要
単なる飾りの効果音ではなく、アンサンブル全体の時間的な基準となるパターン(タイムライン)を演奏する重要な楽器です。
イメージとしては、
Gankogui カン・カン・・コン・カン・・・
↑ リズムの基準
Djun Djun ドン・・・ドン・・・
Talking ドゥン↑ ドン↓・・・
Ashiko タカ・トン・タカ・・・
のように、ベルが一定のパターンを刻み、その上に複数の太鼓のリズムが組み合わさっていきます。
西洋音楽に無理やり置き換えるなら、カウベルのような音色を持ちながら、クリック/リズムガイドに近い重要な役割も担う楽器と考えると分かりやすいです。
- Toke Bell(トケ・ベル)
西アフリカ、特にガーナのエウェ(Ewe)音楽などで使われる鉄製の小型ベル/ゴング系打楽器です。
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