Node.js Visual StudioでNode.jsの開発 入門・初歩

提供:yonewiki
2022年11月2日 (水) 16:00時点におけるYo-net (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Hello World!)

概要

 Node.jsをVisual Studioで扱うことができます。

 前提

  • Visual Studioをインストール済。
  • Node.js Windowsをインストール済。


 Node.jsのインストール途中で必要なものを自動インストールするかという選択肢が表示されるので一緒にインストールします。Chocolateyもインストールされますと表示されますが、インストールしましょう。ChocolateyはNuGetというパッケージ管理をWindowsでも使うためのもので、NuGetはヌガーという風にも読めそうなところからChocolateyという名前が使われています。ちょっと容量が大きくなりますが、頑張って勉強するなら入れておいたほうが楽でしょう。


 Visual StudioでJavascriptのデバッグをするときはNode.jsのWebサーバ機能を使いますので、Node.jsの勉強をしたいわけではないときも、インストールすることになるでしょう。以下のような手順になります。

  • [ツール]-[ツールと機能を取得]
  • 表示されたウィンドウで、[ワークロード]-[Web&クラウド]からNode.js開発のチェックボックスをマークします。
  • バックグラウンドで起動しているVisual Studio本体側を閉じます。もともとのウィンドウに戻って、右下のボタンからインストールを開始します。


Hello World!

 まずは、新しい言語を覚える時の最初の一歩。Hello World!と表示される処理をやってみましょう。

 Node.jsのソリューションを新規作成します。HelloWorld_Stepという名前のソリューションを作ります。Server.jsのソースエディタで以下のように入力します。

'use strict';
var http = require('http');
var url = require('url');
var port = process.env.PORT || 1337;

var server = http.createServer(function (req, res) {
  res.write("Hello world!\n");
  res.end();
}).listen(port);

 入力したら、ツールバーの[▶ウェブサーバ(Microsoft Edge)]をクリックします。わりかし時間がかかりますが、ブラウザが起動あるいは新しいページを開いて、http://localhost:1337というURIアドレスでHelloWorldが開いたと思います。


 これでHelloWorldは完成です。

Hello World! その2

 Hello Worldを違う場所に表示させます。ひたつ目は、ウェブサーバのコンソール画面に出力する方法です。res.writeの前後に以下の命令を追加します。res…の前後といいましたが、命令の記述順序はどっちでもいいという意味です。

  Console.log("Hello world!\n");
  res.write("Hello world!\n");
  res.end();


 Console.logでWebページへではなく、コンソールに表示できます。


Hello World! その3

 Hello Worldを違う方法で表示させます。Node.jsコンソール画面に出力する方法です。res.writeの前後に以下の命令を追加します。

  process.stdout.write("Hello world!\n");
  Console.log("Hello world!\n");
  res.write("Hello world!\n");
  res.end();


 標準出力というものです。コンソールに出力されます。


Hello World! その4

 Hello Worldを更に違う方法で表示させます。


  process.stdout.write("Hello world!\n");
  Console.log("Hello world!\n");
  res.write("Hello world!\n");
  res.send("Hello world!\n");
  res.end();


 res.sendでも出力できます。writeはWebページのContent部品として書き出しますが、sendは、特にどこへ記述するか意識しないので、Header部分にもContent部分にもなりえます。