「プラグイン VST」の版間の差分
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'C:/Program Files/Microsoft Visual Studio/2022/Community/Common7/IDE/CommonExtensions/Microsoft/CMake/Ninja/ninja.exe' '-C' 'C:/ | 'C:/(任意*Default値=Program Files)/Microsoft Visual Studio/2022/Community/Common7/IDE/CommonExtensions/Microsoft/CMake/Ninja/ninja.exe' '-C' 'C:/(任意)/VST_SDK/vst3sdk/out/build/x64-Debug' '-t' 'recompact' | ||
failed with: | failed with: | ||
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:メニューの[プロジェクト]-[vstsdkのCMakeの設定]を開きます。そうするとCMakeSettings.jsonというタブが作られ、その詳細が表示されます。そのタブの下の方に高度な設定と表示というリンクがあるのでクリックするとさらに詳細が表示されます。その中にあるCMakeジェネレータを[Ninja]から[Visual Studio 17 2022 Win64]に変更します。そして保存をします。 | |||
:しばらくすると出力Windowに「CMake生成が完了しました」と表示されると思います。構成名がx64-Debug(既定値)のように後ろに日本語が付くことでエラーが発生するケースもあるそうです。ビルドルートの${name}と記載されている部分をx64-Debugに置き換えるとうまくいくようです。${projectDir}¥out¥build¥${name}を${projectDir}¥out¥build¥x64-Debugにするということです。その他のトラブルケースになった場合はわかりません。ご自分で対処なさってください。 | |||
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*また、とにかく待ちます。いつまで? | *また、とにかく待ちます。いつまで? | ||
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2023年4月20日 (木) 22:53時点における版
概要
SteinBergが提唱したDAW用のプラグイン構造で、SteinBergが提供するSDKを使って、プラグインDLL(*.dll)や上位機能のVST3(*.vst3)のようなファイルを生成し、DAWに読み込ませることで、拡張機能が実現できるといった仕組みです。
拡張機能には2種類あって、VSTi(iはinstrumentで機器というような意味だけど、ここでは楽器を意味する)とVSTe(eはeffectという意味)があります。VSTiは音を鳴らす機能を有します。シンセサイザーやサンプラーのような仕組みをもった機能をプログラムによって制作した場合にVSTiとなります。もう一つは、音声波形に対して、音響効果を与えるような機能を持ったプログラムを制作した場合にVSTeとなります。DAWからプラグインが受け取る情報とプラグインからDAWに情報を受け渡すしくみがSDKによって提供されています。VSTが発案されたのが、1996年ですが、2023年時点でもC++言語による開発方法のみが提供されています。
導入
- MicrosoftからVisual Studio 2023をインストールします。
- Windows版 Visual Studio 2023 Community が無償版になります。多くの人はこれを使うと思います。ダウンロードして起動するとインストールが始まります。何をインストールするか指示しなければなりませんが、VST作成にはC++開発環境だけが必要ですので、[C++によるデスクトップ開発]のところにチェックボックスに印を入れるだけで良いです。他の作業をしたくなったら、またVisual Studio Installerを起動して、追加していくことが出来ます。スタートメニューに項目があるので、そこからどうぞ。
- SteinBergのホームページからSDKをダウンロードします。
- https://www.steinberg.net/developers/から「VST 3 Audio Plug-ins SDK」をダウンロードします。2023年4月下旬時点ではvst-sdk_3.7.7_build-19_2022-12-12.zipがダウンロードされます。頻繁に更新はされているのですが、古い技術がまったく使えなくなるというようなことは少ないので最新版を使うとよいでしょう。古いものを使うということを推奨していないようです。大規模開発をチームでやっている場合は困ることもあるかもしれません。古いものは入手した側が管理しなければならないのでしょう。
- Windows版の場合はC:¥Program Files¥Common Files¥VST3というフォルダを作成します。
- ダウンロードしたファイルをC:¥SDK¥VST_SDK。C:¥SDK¥VST_SDK¥VST2_SDK、C:¥SDK¥VST_SDK¥VST3_SDK。となるように配置します。C:¥SDKの部分は任意の位置にすることが出来ます。好きな場所へどうぞ。
- Visual Studio 2022 Community を起動します。ファーストアクションダイアログで「フォルダーを開く」を選択するか、ダイアログが開いていない場合はメニューの[ファイル]-[開く]-[フォルダ]を選択する。あるいは[Ctrl]+[Shift]+[Alt]+[O]をキー入力します。
- C:¥SDK¥VST_SDK¥VST3_SDKを開きます。
- とにかく、待ちます。いつまで?
- 出力Windowに「CMake生成が完了しました」みたいな表示が出るまで待ちます。
- 3.7.7では高速化のためだと思われますが、NinjaというCMakeビルドシステムを使うように指定されていますが、VisualStudio2022Comunityでは正しく動作しませんでした。そこで、一度以下のようなエラーが表示されたら
重大度レベル コード 説明 プロジェクト ファイル 行 抑制状態 エラー CMake Error: Running 'C:/(任意*Default値=Program Files)/Microsoft Visual Studio/2022/Community/Common7/IDE/CommonExtensions/Microsoft/CMake/Ninja/ninja.exe' '-C' 'C:/(任意)/VST_SDK/vst3sdk/out/build/x64-Debug' '-t' 'recompact' failed with: ninja: error: build.ninja:3524: bad $-escape (literal $ must be written as $$) C:\(任意)\VST_SDK\vst3sdk\ ninja
- メニューの[プロジェクト]-[vstsdkのCMakeの設定]を開きます。そうするとCMakeSettings.jsonというタブが作られ、その詳細が表示されます。そのタブの下の方に高度な設定と表示というリンクがあるのでクリックするとさらに詳細が表示されます。その中にあるCMakeジェネレータを[Ninja]から[Visual Studio 17 2022 Win64]に変更します。そして保存をします。
- しばらくすると出力Windowに「CMake生成が完了しました」と表示されると思います。構成名がx64-Debug(既定値)のように後ろに日本語が付くことでエラーが発生するケースもあるそうです。ビルドルートの${name}と記載されている部分をx64-Debugに置き換えるとうまくいくようです。${projectDir}¥out¥build¥${name}を${projectDir}¥out¥build¥x64-Debugにするということです。その他のトラブルケースになった場合はわかりません。ご自分で対処なさってください。
- メニューの[ビルド]-[すべてビルド]を選択します。
- また、とにかく待ちます。いつまで?
- 出力Windowに「すべてビルド が成功しました。」と表示されるとよいです。
- C:¥(任意)¥VST_SDK¥vst3sdk¥out¥build¥x64-Debug¥lib¥Debugに*.libファイルが生成されていることが重要です。
- base.lib
- sdk.lib
- pluginterface.lib
- vstgui.lib
- vstgui_support.lib
- vstgui_uidescription.lib
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