「Amplitube5 チューナービュー」の版間の差分
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ギアチェインビューの以下のチューナーアイコン部をクリックするとアンプビューがチューナービューに切り替わります。UltraTunerというギアが表示されます。高精度なチューナーなのでピッタリ、どうやって弦を弾いても音が合うという状態にはならないと思います。なる場合もあるかもしれません。それは良いギターなのかもしれない。なるべく真ん中が光るように近づける程度でイメージしておくと良いでしょう。 | ギアチェインビューの以下のチューナーアイコン部をクリックするとアンプビューがチューナービューに切り替わります。UltraTunerというギアが表示されます。高精度なチューナーなのでピッタリ、どうやって弦を弾いても音が合うという状態にはならないと思います。なる場合もあるかもしれません。それは良いギターなのかもしれない。なるべく真ん中が光るように近づける程度でイメージしておくと良いでしょう。 | ||
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[[ファイル:Amplitube5 TunerViewEasyActive.png| | [[ファイル:Amplitube5 TunerViewEasyActive.png|420px|thumb|none|チューナーの動作]] | ||
なってる音の実音が A ~ G の表記で表示され、その具体的な周波数。440Hzが 5線譜の中に配置される音符(第二線と三線の間)の A になります。A/4 | なってる音の実音が A ~ G の表記で表示され、その具体的な周波数。440Hzが 5線譜の中に配置される音符(第二線と三線の間)の A になります。A/4 とも表記します。Easyモードだと440Hz基準しかありません。あったかいとか寒いとかで基準をかえるモードはありません。オーケストラや吹奏楽のような世界ではよく使われます。そういうモードを備えているチューナーはより専門的です。それがAdvancedです。Easyでも周波数の数値が出てるので、それを目安にすれば、合わせれなくもない。 | ||
音楽業界では441Hz基準が使われることが多いそうです。442Hzがオーケストラですね。そのほかにもライブ演奏する季節によって切り替えることもあります。冬になると周波数を高めに設定するとかです。管楽器の構造上の限界が変わる場合があります。特注のパーツにして管を短くする方法もあります。長くするには緩めるだけです。緩めるにも限界はあります。ギターの場合は弦の張りが緩すぎるとノイズに、きつすぎると手が痛くなるという副作用があります。個人で練習するときは緩めの440Hzまでにしておいた方が利き手じゃない方の指の寿命が長くなります。 | |||
プロギタリストには局所的にですが壊死している人もいたりと、いろいろ大変なこともあるそうです。 | |||
チューナービューの下側にあるボタンでEasyとAdvancedが切り替えられます。 | |||
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Advancedは以下の画面がEasyの画面の下に追加されます。 | |||
[[ファイル:Amplitube5 TunerViewAdvancedActive.png|420px|thumb|none|チューナーの動作]] | |||
上記のように時間経過の中の音程や波形が見れるようになっています。なぜ切り替えさせるのかは知りません。処理が重たいので、非力なPCの人に無駄に煩わせないようにとの配慮かもしれません。わかりません。管理人は使えましたが、あまり使いません。ライブとか録音とかしないから適当な気持ちになっているのかもしれません。 | |||
安定した音程のときは波形が静止します。安定しない音は、左に流れるように移動します。一音毎に回転する形式のチューナーをみたことがある人がいたら、それに近いものだと感じることができます。 | |||
そしてREFと記載された部分のしたの数値はテキストエディットができるようになっていて425~455Hzの間で基準の周波数を変更できます。素敵。 | |||
TRANSPとあるところの値は移調をしめしていて、1オクターブの範囲で半音づつずらせるようになっています。実際の音の言い換えが出来ますので、その楽器での音階名に表示を変えれます。アルファベット表記に対しては、日本人はあまりそういうことをする風習はないと思います。これがドレミ表記なら、使い道はあるのかもしれません。 | |||
TEMPは音階の調律を選択できます。JustMajorというのが純正律長音階というものです。和音の倍音がたくさん出るのでものすごく響きがよい音階です。ですが、ちょっと高めとかちょっと低めとかにしないといけない音が出てきて、演奏する方は大変です。音が12ではなく、近い音同士でも区分されるものがあって、もっと多くなるというイメージです。ピタゴラス律も有名ですね。その他は知りません。音大とかで勉強するレベルの音階だと思います。気持ちいい分割方法というのは研究されているわけですね。私たちが普段使っているのは平均律という響きを重要視しない。演奏しやすさを重視したものになっています。でも管理人が所属していた吹奏楽部では、純正律を重きに置いていました。多少の下手くそが全部カバーできるほど、音が全然違います。聞いている人が細かいことはわからなくても、なんかスゴイ。ナニコレ。ってなります。純正律ではキーによってそれぞれの最適な音程が変わりますので、キーを設定できる部分も有意義に使います。 | |||
選択肢は以下のとおりです。 | |||
*Equal(平均律) | |||
*Phytagorean(ピタゴラス律) | |||
*JustMajor(純正律) | |||
*1/4 Comma Mean Tone | |||
*Kimberger III | |||
*Young | |||
*Kellner | |||
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2023年3月20日 (月) 09:14時点における最新版
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概要
ギアチェインビューの以下のチューナーアイコン部をクリックするとアンプビューがチューナービューに切り替わります。UltraTunerというギアが表示されます。高精度なチューナーなのでピッタリ、どうやって弦を弾いても音が合うという状態にはならないと思います。なる場合もあるかもしれません。それは良いギターなのかもしれない。なるべく真ん中が光るように近づける程度でイメージしておくと良いでしょう。
クリックするべき部分
アンプビューがチューナービューに切り替わる。
動作しているときのイメージは以下のとおりです。
なってる音の実音が A ~ G の表記で表示され、その具体的な周波数。440Hzが 5線譜の中に配置される音符(第二線と三線の間)の A になります。A/4 とも表記します。Easyモードだと440Hz基準しかありません。あったかいとか寒いとかで基準をかえるモードはありません。オーケストラや吹奏楽のような世界ではよく使われます。そういうモードを備えているチューナーはより専門的です。それがAdvancedです。Easyでも周波数の数値が出てるので、それを目安にすれば、合わせれなくもない。
音楽業界では441Hz基準が使われることが多いそうです。442Hzがオーケストラですね。そのほかにもライブ演奏する季節によって切り替えることもあります。冬になると周波数を高めに設定するとかです。管楽器の構造上の限界が変わる場合があります。特注のパーツにして管を短くする方法もあります。長くするには緩めるだけです。緩めるにも限界はあります。ギターの場合は弦の張りが緩すぎるとノイズに、きつすぎると手が痛くなるという副作用があります。個人で練習するときは緩めの440Hzまでにしておいた方が利き手じゃない方の指の寿命が長くなります。
プロギタリストには局所的にですが壊死している人もいたりと、いろいろ大変なこともあるそうです。
チューナービューの下側にあるボタンでEasyとAdvancedが切り替えられます。
Advancedは以下の画面がEasyの画面の下に追加されます。
上記のように時間経過の中の音程や波形が見れるようになっています。なぜ切り替えさせるのかは知りません。処理が重たいので、非力なPCの人に無駄に煩わせないようにとの配慮かもしれません。わかりません。管理人は使えましたが、あまり使いません。ライブとか録音とかしないから適当な気持ちになっているのかもしれません。
安定した音程のときは波形が静止します。安定しない音は、左に流れるように移動します。一音毎に回転する形式のチューナーをみたことがある人がいたら、それに近いものだと感じることができます。
そしてREFと記載された部分のしたの数値はテキストエディットができるようになっていて425~455Hzの間で基準の周波数を変更できます。素敵。
TRANSPとあるところの値は移調をしめしていて、1オクターブの範囲で半音づつずらせるようになっています。実際の音の言い換えが出来ますので、その楽器での音階名に表示を変えれます。アルファベット表記に対しては、日本人はあまりそういうことをする風習はないと思います。これがドレミ表記なら、使い道はあるのかもしれません。
TEMPは音階の調律を選択できます。JustMajorというのが純正律長音階というものです。和音の倍音がたくさん出るのでものすごく響きがよい音階です。ですが、ちょっと高めとかちょっと低めとかにしないといけない音が出てきて、演奏する方は大変です。音が12ではなく、近い音同士でも区分されるものがあって、もっと多くなるというイメージです。ピタゴラス律も有名ですね。その他は知りません。音大とかで勉強するレベルの音階だと思います。気持ちいい分割方法というのは研究されているわけですね。私たちが普段使っているのは平均律という響きを重要視しない。演奏しやすさを重視したものになっています。でも管理人が所属していた吹奏楽部では、純正律を重きに置いていました。多少の下手くそが全部カバーできるほど、音が全然違います。聞いている人が細かいことはわからなくても、なんかスゴイ。ナニコレ。ってなります。純正律ではキーによってそれぞれの最適な音程が変わりますので、キーを設定できる部分も有意義に使います。
選択肢は以下のとおりです。
- Equal(平均律)
- Phytagorean(ピタゴラス律)
- JustMajor(純正律)
- 1/4 Comma Mean Tone
- Kimberger III
- Young
- Kellner
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