「VSTe VSTGUI inline UI Editor 基本的な使用方法」の版間の差分

提供:yonewiki
編集の要約なし
編集の要約なし
64行目: 64行目:


 
 
== '''inline UI Editorのパラメータ''' ==
== '''AnimationKnobのパラメータ''' ==
*inverse-bitmap
:フレーム連結ビットマップの反転(下側に配置したものが0、上側が1になる。)
*height-of-one-image
:1フレームあたりの高さピクセル数
*sub-pixmaps
:フレーム連結ビットマップにおけるフレーム数(ビットマップ全体の高さ÷1フレームの高さ)基本的には自動で計算されます。指定する必要があるときに設定します。
*zoom-factor
:マウスでドラッグしたときの移動量によるパラメータの増減値の大きさ。指定した値が大きいほど微動で小さいほど粗動になる。


[[プラグイン VST#VSTeプログラミング初歩|VSTeプログラミング初歩]]に戻る。
[[プラグイン VST#VSTeプログラミング初歩|VSTeプログラミング初歩]]に戻る。

2023年5月30日 (火) 15:24時点における版

VSTeプログラミング初歩に戻る。

プラグイン開発 概要

 VSTGUI inline UI Editorの項目一覧にVSTGUI inline UI Editorの全貌をまとめましたので、これについてひとつづづ確認してみようとする記事です。


アニメーションノブ AnimationKnob について

 VSTGUI inline UI EditorでKnobを作るときに、Animation Knob、OnOffButton、Kick Buttonという方式を使う場合、同一pngファイル内にアニメーションするように画像を並べて読み込ませるような連続フレーム画像が必要になります。Animation Knobでもノブ以外にスライダーやUVメータのようなデザインを割り当てることで、動作を表現できます。ノブとは回転させるようなつまみの操作部分です。OnOffButtonは、0と1を切り替えるような2値で、0のときの図柄と1のときの図柄を連続フレームのように同じ画像内で並べるような形で表現します。Kick Buttonは、押した瞬間。つまりクリックした瞬間だけ1になって一瞬図柄が変わるようなパターンです。連続フレームとは例えば、以下のような画像です。


https://www.g200kg.com/en/webknobman/gallery.php?m=p&p=2006

アニメーションノブ *.pngの例


 一から作るとなるとかなりのデザインセンスが問われるところですが、数千にもおよぶフリーのノブが提供されているWebSiteがあります。


■KnobAnimation g200kg ギャラリー


 です。しかも独自に開発されたJKnnobMAN 1.3というツールを使うと少しカスタマイズまでできてしまう形式で提供されています。JKnnobMAN 1.3はWebアプリとしても提供されていて、Web版はWebKnobMANという名前です。


 にアクセスすることで、使えます。でも最初は、Mac OR Winのアプリケーション版で使い方をマスターしてから、使うとよいでしょう。ギャラリーから納得のいくノブをみつけたらクリックすると3つのアクションが選べます。


  • *.knobファイルとしてダウンロード
  • 簡単png形式変換
  • WebKnobMANで開く


 の3つです。真ん中を選んで、遷移する画面で画像の大きさと回転のステップ数(Rendering Frame)を数値で指定して Export Exec(エクスポートを実行)ボタンを押すと*.pngとして出力されたものがダウンロードできます。


 JKnobMANでさらなるカスタマイズを覚えるには、一番目の*.knobファイルをダウンロードして、ツールで読み込んでいろいろ操作してみるのが楽しいです。このツールのチカラも借りながら、自分で唯一のKnobファイルを作るのも楽しいです。Knobマニアは3Dモデリングツールでノブをデザインしてみたりしてリアルなものを作ったりもします。ギャラリーにはそういった過程を経たすごいものもあります。


 上達してきたらWeb版を使ってみるのもよいでしょう。


 自分はこのギャラリーから一つを選らんで使い続けてみることにします。まず、選んだこのノブは64[px]x64[px]の32個分です。縦は64[px]*32で2048[px]です。では選んだ画像を以下に一覧してみましょう。


https://www.g200kg.com/en/webknobman/gallery.php?m=p&p=1558

VU 1 ani.apng
143[px]×64[px]


https://www.g200kg.com/en/webknobman/gallery.php?m=p&p=2006

Knob Blue ani.apng
64[px]x64[px]


https://www.g200kg.com/en/webknobman/gallery.php?m=p&p=1596

Blue arrow slider 03 ani.apng
64[px]x64[px]


Blue Button 0.png
Blue Button 1.png
64[px]x64[px]

 

inline UI Editorのパラメータ

AnimationKnobのパラメータ

  • inverse-bitmap
フレーム連結ビットマップの反転(下側に配置したものが0、上側が1になる。)


  • height-of-one-image
1フレームあたりの高さピクセル数


  • sub-pixmaps
フレーム連結ビットマップにおけるフレーム数(ビットマップ全体の高さ÷1フレームの高さ)基本的には自動で計算されます。指定する必要があるときに設定します。


  • zoom-factor
マウスでドラッグしたときの移動量によるパラメータの増減値の大きさ。指定した値が大きいほど微動で小さいほど粗動になる。


VSTeプログラミング初歩に戻る。