「VexFlow 入門その1」の版間の差分

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// Create the notes
// Create the notes
const notes = [
const notes2 = [
   new StaveNote({
   new StaveNote({
     keys: ['c/5'],
     keys: ['c/5'],
128行目: 128行目:
   }),
   }),
];
];
// Create a voice in 4/4 and add above notes
const voice2 = new Voice({ num_beats: 4, beat_value: 4 });
voice2.addTickables(notes2);
// Format and justify the notes to 400 pixels.
new Formatter().joinVoices([voice2]).format([voice2], 350);
// Render voice
voice2.draw(context2, stave2);
</yjavascript>
</yjavascript>

2022年12月13日 (火) 00:28時点における版

概要

 ひとつひとつの構成要素を知る前に入門用の楽譜をいくつか描いて全貌をつかもうとするのが最初です。五線譜を描いてみます。目安になる線を引きました。左上の角の頂点が(x, y)対応で(1, 1)、そこから時計回りに(499, 1)→(499, 199)→(400, 100)→(10, 40)という線です。


 スクリプトは以下のとおり。

<div id="output"></div>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vexflow@4.1.0/build/cjs/vexflow.js"></script>
<script>
const {
  Renderer,
  Stave
} = Vex.Flow;

// Create an SVG renderer and attach it to the DIV element named "boo".
const div = document.getElementById('output');
const renderer = new Renderer(div, Renderer.Backends.SVG);

// Configure the rendering context.
renderer.resize(500, 200);
const context = renderer.getContext();

// Create a stave of width 400 at position 10, 40 on the canvas.
const stave = new Stave(10, 40, 400);

// Add a clef and time signature.
stave.addClef('treble').addTimeSignature('4/4');

// Connect it to the rendering context and draw!
stave.setContext(context).draw();
</script>

 最初に、div に 出力するタグを取得する。ここでは <div id="output"></div> のタグ全体要素を取得している。次にnew Renderer(div, Renderer.Backends.SVG); でSVGでの描画処理をしてくれるようになります。他にもRenderer.Backends.CANVASという指定もできます。自分はSVGバージョンが好みです。なんか問題報告が少ない。CANVASはスケールサイズ表示がおかしいとか言ってる人もいます。renderer.resize(500, 200); は描画エリアのサイズを指定しています。そして、この描画エリアに五線譜のオブジェクトとして構築した stave を配置します。


 New Stave(10, 40, 400)で、描画エリアの x = 10, y = 40の位置に幅 400 の五線譜を描きます。(400, 100)の頂点位置をみればわかりますが、ちょうど400という幅ではないです。五線譜終わりの少し内側ですね。目安として頭に入れておくと良いでしょうか。


 stave.addClef('treble').addTimeSignature('4/4'); で treble ト音記号 4/4 つまり4分の4拍子という五線譜になります。


 自分は、持っているPCが12型で1920x1280を使っていますので、表示倍率を150%にしています。その関係で、実質は横サイズが1920の66%で、横は1280pxと変わらない表示領域です。したがって、Wikiの横幅も最大にして、1000pxくらいがちょうどいい限界の大きさです。しかし、そのサイズでは、4小節くらいを1行にするには楽譜が大きすぎるので、もうちょっと小さくしないといけないなとは思っていますが、その処理も、もうちょっと後でやるとします。続けて、実際の音符を配置してみます。