「MathJaxをデバッグしてJavaScriptの理解を深める」の版間の差分
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2022年11月15日 (火) 17:38時点における版
概要
JavaScriptで書かれたMathJaxライブラリは、TeXのような組版処理をサービスを提供しているCDN(Content Delivery Network:コンテンツ配信サービス)あるいは自前のサーバーに配置するかするようにして構築するものです。主に数式の組版をするために提供されているサービスです。
このような組版処理はいくらやってもらってもいいという感じで、楽譜とかも組版出来たらいいのにと夢みたいなことをおもっていたのですが、一部には実際に楽譜が組めるようになっているサービスもあるようですが、なっとくいかない仕上がりです。納得しろやオマエ。って思うでしょ。そうなんすよ。作れないくせになっとくしてないんすよ。もっとやりたいことは簡単な楽譜処理なんすよ。そういうのはおいといて、数式の組版を実現したMathJaxはスゴイと思います。それで、これを理解したら自分にも役に立つJavaScriptが作れるようになるんじゃないかと思ったりしました。JavaScript初心者ですよ。
MathJaxに使われている技術を理解してく記事です。そして理解するための工夫や解析によってわかったMathJaxの考え方をここで書いていきます。自分が使ったことのあるのはMathJaxの中の/es5/tex-mml-chtml.jsで、これをちょろっと除くとまぁエグイ。一行目で終わってるプログラム。さすが、一行の長さがエグイ。インデントしてみたら5万行にもわたるプログラムが1行になってる。改行なしのプログラムあるんだなぁ。
まずは、インデント処理を自動でやってくれるサービスと出会うことから始めました。
いろいろなプログラムを自動整形するサービス
MathJaxを理解する作業をはじめて、いきなりありがたいサービスにまた出会う。このサービスのプログラムもすごいね。完璧すぎる自動整形インデント処理をしてくれます。そのJavaScriptの自動整形サイトが以下です。
- Online Javascript Beautifier - BeautifyConverter.com
他にもBeautifier Minifier/CSV/Excel/TSV/HTML/JSON/SQL/XML/YAML/Validators/CSS/Gen/Unit/Escape/IMG/PDF/IP/Color/Othersという整形処理ができる。自分で作ったプログラムが画期的である場合にはこのような自動整形処理を他人に任せるのは知的財産の流出の危険があるので、気を付けてください。信頼できるサイトもあるかもしれませんが、自分は知りません。サービス自体はありがたい。Microsoftがこういう機能をVisualStudioCodeにつけていたら楽だったのにな。あるっちゃあるんすよ。Shift+Alt+Fらしい。あまり自動整形されないっす。
とはいいつつも自動整形が必要なのはここまでヒドイと思ったプログラムだけですけどね。自分でプログラム作成して整形したものが最高に美しい。余計なことをするのがMicrosoftのエディタって感じですけど、Microsoftの考え方と共鳴しながらのコーディングをして、美しさを求めるのが自分流。MathJaxを自動整形して見えてくるものはある。最初の方に関数が連想配列でつめこまれて1000から3000くらいの関数が配列化されている。しかも番号だけで管理している。手ごわい。いみわからん。まったくいみわからん。変数名も1文字が多い。意味わからん。そんなことできるの?ってぐらいスゴイ。なんかそういう風にプログラムを意味わからんくする自動ツールがあるのかもしれん。でも自動整形したら少しましになった。あー、ありましたねminifyとかってサービスこれのことかな。意味のあるプログラム変数名を圧縮してしまう技。こういうのを使ってるのかもしれない。でもソースで配布してるのおかしくね。MathJaxの中の人。ちがうのか。謎のままおいておこう。
デバッグ環境を整える
基本的にはVScodeで簡易WebServerの元でデバッグで記述した方法によってVSCodeでデバッグします。ソースのダウンロードにはGitコマンドっていうのを使いたくて、Git for Windowsみたいなのをインストールしました。Gitのインストーラーがややこしい。