「vba browser driver updater(ja)」の版間の差分

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== '''概要''' ==
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 という1KBと評価される空のファイルを作成します。再度同じファイルをダウンロードしたい場合は、この記録用ファイルを消すことで再ダウンロードされます。ダウンロード済みとして記録されたファイルがある場合は再ダウンロードはしません。
 という1KBと評価される空のファイルを作成します。再度同じファイルをダウンロードしたい場合は、この記録用ファイルを消すことで再ダウンロードされます。ダウンロード済みとして記録されたファイルがある場合は再ダウンロードはしません。


 


== '''オプション引数''' ==
== '''オプション引数''' ==
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vba_browser_driver_updater.exe --browser=chrome --driver-path="C:\WebDriver" --output-filename=msedgedriver.exe --no-wait
vba_browser_driver_updater.exe --browser=chrome --driver-path="C:\WebDriver" --output-filename=msedgedriver.exe --no-wait


 


== '''更新履歴''' ==
== '''更新履歴''' ==
2025-11-27 Version1.0.0.0 新規リリース
2025-11-27 Version1.0.0.0 新規リリース
 
== '''関連情報''' ==
*[[VBA Edge制御 導入]]
*[[VBA Edge制御 更新自動化コマンドプロンプトプログラム]]

2025年11月29日 (土) 00:14時点における版

概要

https://yonetech-studio.booth.pm/items/7702646


 上記のBOOTHサイトで配布している、無料のツールです。


 ブラウザの自動制御に必要なドライバーファイルを自動で更新するためのちょっとしたツールです。


 SelenumBasicのWebDriverの自動更新を主な目的として開発したツールです。

  • Edgeは以下のURLにて公開されているドライバをダウンロードします。

https://msedgedriver.microsoft.com/バージョン番号/edgedriver_win64.zip


  • Chromeは以下のURLにて公開されているドライバをダウンロードします。

https://storage.googleapis.com/chrome-for-testing-public/バージョン番号/win64/chromedriver-win64.zip


 規定値では以下のフォルダに保存されます。

C:\Users\ユーザID\AppData\Local\SeleniumBasic

  • Edgeは

edgedriver.exe

  • Chromeは

chromedriver.exe

 という名前になります。


 環境変数のLOCALAPPDATAのディレクトリを取得する仕組みでC:\Users\ユーザID\AppData\Localというパスを取得し、その中にSeleniumBasicというフォルダがあれば、既存のフォルダに保存しようとします。フォルダがなければディレクトリを作成して、保存しようとします。


 このプログラムを保存しているディレクトリと同じディレクトリ(もしくは作業ディレクトリ)の中に

  • Edge用は

edgedriver_temp

  • Chrome用は

chromedriver_temp

 ディレクトリにダウンロードしたzipファイルのコピーを保存します。


 ダウンロード済みであることを記録するために、このプログラムを保存しているディレクトリと同じディレクトリ(もしくは作業ディレクトリ)の中に

  • Edge用は

edge_バージョン番号

  • Chrome用は

chrome_バージョン番号

 という1KBと評価される空のファイルを作成します。再度同じファイルをダウンロードしたい場合は、この記録用ファイルを消すことで再ダウンロードされます。ダウンロード済みとして記録されたファイルがある場合は再ダウンロードはしません。

 

オプション引数

プログラムやショートカットリンクを右クリックして表示されるプログラム名の後ろに起動引数を記述することでオプション引数を利用することができます。

  • --browser

更新したいドライバのブラウザについて指定します。edgeと指定するとedge用のドライバーが更新され、chromeと指定するとchrome用のドライバーが更新されます。省略されるとedgeと指定しているのと同じ動作になるので、edgeの場合は指定する必要はありませんが、明記することは自由です。


使用例

vba_browser_driver_updater.exe --browser=chrome


  • --driver-path

ドライバーの保存パスを絶対パスで指定できます。省略すると%LOCALAPPDATA%\SeleniumBasic(具体的には以下のようなパス、C:\Users\ユーザID\AppData\Local\SeleniumBasic)に保存されます。SelenumBasic用のドライバとして使う以外の用途では、利用者が自由にパスを指定できた方が便利だから存在するオプションです。パスをダブルクォーテーションで囲えば、パスの中に空白が使われても問題が発生することなく指定できます。


使用例

vba_browser_driver_updater.exe --browser=chrome --driver-path="C:\WebDriver"


  • --output-filename

ドライバーの保存ファイル名を指定できます。省略するとEdge用にはedgedriver.exe、Chrome用にはchromedriver.exeという名前が使われます。省略時のファイル名はSelenium Basicが要求しているファイル名に合わせています。Edge用の配布時のドライバ名はmsedgedriver.exeなので、この名前を利用したい場合はオプションで指定する必要があります。ファイル名をダブルクォーテーションで囲えば、ファイル名の中に空白が使われても問題が発生することなく指定できます。


使用例

vba_browser_driver_updater.exe --browser=chrome --driver-path="C:\WebDriver" --output-filename=msedgedriver.exe


  • --no-wait

このプログラムが起動されるとコマンドプロンプトが起動しますが、このオプションを指定すると何もキー入力をしなくてもウィンドウが閉じるようになります。ただし起動後の動作内容についての出力を見られないので、どのような動作だったか更新がなかったと判断されたのか?更新動作があったのかを具体的に知ることは出来なくなります。更新時の手数は減りますのでそことのトレードオフが発生します。ここまでのオプションのようにオプション名の後ろに=をつけたり値を指定したりする必要のないオプションになっています。


使用例

vba_browser_driver_updater.exe --browser=chrome --driver-path="C:\WebDriver" --output-filename=msedgedriver.exe --no-wait

 

更新履歴

2025-11-27 Version1.0.0.0 新規リリース

 

関連情報