「オープンソースのビルド libzip」の版間の差分

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== ''' VisualStudio2022でのビルド手順''' ==
== ''' VisualStudio2022でのビルド手順''' ==
 まずは、上記リンクにあるサイトからlibzip-1.11.4.tar.gzをダウンロードします。バージョン1.11.4は2025年9月中旬時点の最新版でした。
 まずは、上記リンクにあるサイトからlibzip-1.11.4.tar.gzをダウンロードします。バージョン1.11.4は2025年9月中旬時点の最新版でした。先にzlibをビルドしておく必要があります。[[オープンソースのビルド zlib]]を参考にビルドして下さい。




 解凍して、Visual Studioを起動して、フォルダを開くから解凍して生成されたlibzip-1.11.4フォルダを開きます。
 そして以下のようにCMakeList.txtの中身の3行目~6行目を追記します。
 
 
 Makefileの処理が終わったら、ビルドからインストールを選択して実行します。さらにビルドからすべてをビルドを選択します。
 
 
 LNK1118: 'VERSION' ステートメントに構文エラーがあります。というエラーになります。このエラーをダブルクリックするとzlibvc.defが開きます。




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data-line-highlight="3, 10-"
data-line-highlight="3, 10-"
data-max-lines="10"
data-max-lines="10"
code class="language-cmake"
-->
-->
<div class="hljs-wrap"><pre data-label="zlibvc.def" data-line-num-start="4" class="pre-wrap">
<div class="hljs-wrap"><pre data-label="CMakeList.txt" class="pre-wrap">
<code>VERSION 1.3.1</code></pre></div>
<code class="language-cmake">cmake_minimum_required(VERSION 3.0.2)
&nbsp;
set(ZLIB_ROOT C:/(zlibのパス)/)
set(LIB_INCLUDE_DIR C:/(zlibのパス)/out/install/x64-Debug/include)
set(ZLIB_LIBRARY_DEBUG C:/(zlibのパス)/out/install/x64-Debug/lib/zlibd.lib)
set(ZLIB_LIBRARY_RELEASE C:/(zlibのパス)/out/install/x64-Debug/lib/zlibd.lib)
&nbsp;
list(APPEND CMAKE_MODULE_PATH ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/cmake)</code></pre></div>
<script></yjavascript>
<script></yjavascript>




とある行を、
 解凍して、Visual Studioを起動して、フォルダを開くから解凍して生成されたlibzip-1.11.4フォルダを開きます。




<yjavascript></script>
 Makefileの処理が終わったら、ビルドからインストールを選択して実行します。さらにビルドからすべてをビルドを選択します。
<!--
data-line-num-start="1"
data-line-highlight="3, 10-"
data-max-lines="10"
code class="language-cmake"
-->
<div class="hljs-wrap"><pre data-label="zlibvc.def" data-line-num-start="4" class="pre-wrap">
<code>VERSION 1.31</code></pre></div>
<script></yjavascript>




とします。そして、再度、ソリューションをビルドすると正常にビルドが完了します。defファイルはモジュール定義ファイルで、VERSIONの記述形式がX.XXという形式にするという決まりになっているためzlibがバージョン管理に使っているx.x.xというパターンではエラーになるということみたいです。zlibの管理人はあまりvcの仕組みについては熟知していないか、その互換性に関心がないのかもしれません。それでもちょっと修正するだけで、モジュール定義ファイルがそのままVCで使えるだけありがたいと思った方がいいですね。
 これで全ての作業が完了です。




コンプリート!おめでとう!
 コンプリート!おめでとう!


 
 


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2025年9月22日 (月) 18:18時点における版

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概要

 https://libzip.org/のダウンロードの部分からlibzip-1.11.4.tar.xzあるいはlibzip-1.11.4.tar.gzよりダウンロードできます。2025年09月下旬現在。


 libzipは2005年から継続的に開発されていて、効率的で小型で柔軟性があります。


 Linux、macOS、Windows、その他多くのオペレーティングシステムで使用できます。


  • 下位互換性があり、安定したAPIを維持。
  • エラーが発生した場合でも、破損したファイルを作成しない。
  • データを削除しない。
  • 効率的。


 次の機能をサポートしています。


  • ファイルまたはメモリバッファからのアーカイブおよびファイルデータの読み取り
  • 保存されていない変更を元に戻す
  • Zip64 ラージ アーカイブ
  • Deflate、bzip2、LZMA、および zstd 圧縮
  • Winzip AES と従来の PKWARE 暗号化


 これらの機能により一般的なzipファイルの圧縮、解凍ができるようになります。

 

VisualStudio2022でのビルド手順

 まずは、上記リンクにあるサイトからlibzip-1.11.4.tar.gzをダウンロードします。バージョン1.11.4は2025年9月中旬時点の最新版でした。先にzlibをビルドしておく必要があります。オープンソースのビルド zlibを参考にビルドして下さい。


 そして以下のようにCMakeList.txtの中身の3行目~6行目を追記します。


cmake_minimum_required(VERSION 3.0.2)
 
set(ZLIB_ROOT C:/(zlibのパス)/)
set(LIB_INCLUDE_DIR C:/(zlibのパス)/out/install/x64-Debug/include)
set(ZLIB_LIBRARY_DEBUG C:/(zlibのパス)/out/install/x64-Debug/lib/zlibd.lib)
set(ZLIB_LIBRARY_RELEASE C:/(zlibのパス)/out/install/x64-Debug/lib/zlibd.lib)
 
list(APPEND CMAKE_MODULE_PATH ${CMAKE_CURRENT_SOURCE_DIR}/cmake)


 解凍して、Visual Studioを起動して、フォルダを開くから解凍して生成されたlibzip-1.11.4フォルダを開きます。


 Makefileの処理が終わったら、ビルドからインストールを選択して実行します。さらにビルドからすべてをビルドを選択します。


 これで全ての作業が完了です。


 コンプリート!おめでとう!

 

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