「AP データベース SQL基礎2」の版間の差分

2025年5月21日 (水) 21:40時点における版

　表に対する様々な変更をする句です。ALTER TABLEに続けて使うキーワードで、

既存のテーブルに新しい列を追加します。

既存のテーブルから列を削除します。

既存の列のデータ型、NULL許容性、デフォルト値などを変更します。構文はデータベースシステムによって異なる場合があります(例: SQL Server, PostgreSQLはALTER COLUMN、MySQLはMODIFY COLUMN)。

既存の列の名前を変更します。これもデータベースシステムによって構文が異なります (例: RENAME COLUMN old_name TO new_nameやCHANGE old_name new_name data_type)。

主キー、外部キー、UNIQUE、CHECKなどの制約を追加または削除します。

テーブル自身の名前を変更します。

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
ADD COLUMN 入社日 DATE;

sql

　このように列が追加されます。次は列を削除してもとに戻します。

２．列の変更

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
MODIFY COLUMN 給与 BIGINT NOT NULL;

sql

上記で、社員テーブルの給与列にBIGINT型を設定して、NOT NULL制約を指定できます。

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
DROP COLUMN 入社日;

sql

４．制約の追加

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
ADD CONSTRAINT PK_社員ID PRIMARY KEY (社員ID);

sql

　上記のようにすると社員テーブルの社員ID列を主キー設定にし、一意な値を保持し、NOT NULL制約を適用できます。

外部キー制約を追加する場合は以下のようになります。

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
ADD CONSTRAINT FK_社員_部署 FOREIGN KEY (所属部署)
REFERENCES 部署テーブル (部署名);

sql

５．制約の削除

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
DROP CONSTRAINT PK_社員ID;

sql

　上記のようにすると社員テーブルの社員IDの制約を削除することができます。

６．テーブル名の変更

sql number wrap

ALTER TABLE 社員
RENAME TO 従業員;

sql

　上記のようにすると社員テーブルを従業員テーブルという名前に変更できます。

@@ 237行目: / 237行目: @@
 　上記のようにすると社員テーブルの社員ID列を主キー設定にし、一意な値を保持し、NOT NULL制約を適用できます。
+=== ''' 外部キー制約の追加 ''' ===
+外部キー制約を追加する場合は以下のようになります。
+<freescript></script><div class="hljs-wrap"><pre data-label="sql" class="pre-wrap"><code class="sql">ALTER TABLE 社員
+ADD CONSTRAINT FK_社員_部署 FOREIGN KEY (所属部署)
+REFERENCES 部署テーブル (部署名);</code></pre></div><script></freescript>