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2025年4月29日 (火) 14:27時点における最新版
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問63(問題文)
クラウドサービスなどの提供を迅速に実現するためのプロビジョニングの説明はどれか。
ア 企業の情報システムの企画、設計、開発、導入、保守などのサービスを、一貫して又は工程の幾つかを部分的に提供する。
イ 業種や事業内容などで共通する複数の企業や組織が共同でデータセンターを運用して、それぞれがインターネットを通して各種サービスを利用する。
ウ 自社でハードウェア 、ネットワークなどの環境を用意し、業務パッケージなどを導入して利用する運用携帯にする。
エ 利用者の需要を予想し、ネットワーク設備やシステムリソースなどを計画的に調達して強化し、利用者の要求に応じたサービスを提供できるように備える。
回答・解説
プロビジョニングとは、システムリソースやサービスを事前に準備・割り当てすることによって、利用者の要求に迅速に応える仕組みやプロセスを指します。特にクラウドサービスの分野では、コンピューティングリソースやネットワーク帯域などを需要に応じて柔軟に提供するために、この考え方が活用されます。
アは❌間違いです。企業の情報システムの企画、設計、開発、導入、保守などのサービスを、一貫して又は工程の幾つかを部分的に提供する。
- → これはSI(システムインテグレーション)の説明に該当します。プロビジョニングとは異なりますので、不適切です。
イは❌間違いです。業種や事業内容などで共通する複数の企業や組織が共同でデータセンターを運用して、それぞれがインターネットを通して各種サービスを利用する。
- → これはコミュニティクラウドの説明に近い内容です。プロビジョニングの内容とは異なるため、不適切です。
ウは❌間違いです。自社でハードウェア、ネットワークなどの環境を用意し、業務パッケージなどを導入して利用する運用形態にする。
- → これはオンプレミスの運用形態を説明しています。プロビジョニングの定義とは異なるため、不適切です。
エは✅正しいです。利用者の需要を予想し、ネットワーク設備やシステムリソースなどを計画的に調達して強化し、利用者の要求に応じたサービスを提供できるように備える。
- → これはプロビジョニングの本質を表す説明です。必要に応じてすぐにリソースを割り当てる準備をしておくことで、迅速なサービス提供が可能となりますので、適切です。
したがって
エ
が答えです。
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