「AP過去問 令和7年度春期 午前 問30」の版間の差分
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2025年4月25日 (金) 20:42時点における版
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問30(問題文)
MTU(Maximum Transmission Unit)が 1,500バイトに設定されたIPv4ネットワークで、2,000バイトのデータをTCPを用いて送信するときに、二つ目に送信されるパケットに含まれるデータは何バイトか。ここで、TCPヘッダー長は20バイト、IPへッダー長は20バイト、イーサネットのヘッダー長とトレーラー長は、それぞれ14バイトと4バイトとする。また、データを複数パケットに分割して送信するときは、先に送信するパケットに格納できる上限までデータを含めて送信するものとする。
ア 500
イ 540
ウ 580
エ 598
回答・解説
この問題では、MTU(Maximum Transmission Unit)が1,500バイトに設定されたIPv4ネットワークで、2,000バイトのデータをTCPを使用して送信する場合に、2番目に送信されるパケットに含まれるデータ量を求める問題です。条件として、TCPヘッダー長は20バイト、IPヘッダー長は20バイト、イーサネットのヘッダー長は14バイト、トレーラー長は4バイトとされています。
送信されるパケットの構造についての計算
最初のパケット
MTUは1,500バイトであり、これにはイーサネットのヘッダー(14バイト)とトレーラー(4バイト)、IPヘッダー(20バイト)、TCPヘッダー(20バイト)が含まれます。
よって、最初のパケットに使用できるデータのサイズは以下のように計算できます。
イーサネットヘッダー: 14バイト
イーサネットトレーラー: 4バイト
IPヘッダー: 20バイト
TCPヘッダー: 20バイト
合計で、14+4+20+20=58[バイト]です。 これを1,500バイトから引くと、1,500−58=1,442[バイト]がデータとして利用できる領域となります。
最初のパケットには、1,442バイトのデータが含まれます。
2番目のパケット
残りのデータは、2,000−1,442=558[バイト]です。2番目のパケットはこの558バイトのデータを含むことになりますが、再度、パケットの構造に合わせて計算します。 2番目のパケットもイーサネットのヘッダー(14バイト)、IPヘッダー(20バイト)、TCPヘッダー(20バイト)が含まれます。
イーサネットヘッダー: 14バイト
イーサネットトレーラー: 4バイト
IPヘッダー: 20バイト
TCPヘッダー: 20バイト
合計で、14+4+20+20=58[バイト]です。 よって、2番目のパケットに使用できるデータのサイズは1,500−58=1,442[バイト]です。
したがって、2番目のパケットに含まれるデータは558バイトです
なのに選択肢に558がありません。この問題は不完全な問題なのではないかと思います。全員に1.25点が加算されるんじゃないかな。この問題でつまづいた時間を返してほしいです。
ちなみに管理人は計算するのが嫌だったので、端数がでる選択肢をすぐに選びました。エだと思いましたね。違ったね。まさかの問題不成立。
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