「AP過去問 令和5年度秋期 午前 問16」の版間の差分
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20x+60(1−x) | 20x+60(1−x) = 30 \\ | ||
20x+60−60x | 20x+60−60x = 30 \\ | ||
−40x+60 | −40x+60 = 30 \\ | ||
−40x | −40x = 30−60 \\ | ||
−40x | −40x = −30 \\ | ||
x | x = \frac{40}{30} \\ | ||
x =0.75 | |||
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2025年4月17日 (木) 18:17時点における版
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問16(問題文)
ページング方式の仮想記憶において、あるプログラムを実行したとき、1回のページフォールトの平均処理時間は30ミリ秒であった。ページフォールト発生時の処理時間が次の条件であったとすると、ページアウトを伴わないページインだけの処理の割合は幾らか。
〔ページフォールト発生時の処理時間〕
ページアウトを伴わない場合、ページインの処理時間は20ミリ秒である。
ページアウトを伴う場合、置換えページの選択、ページアウト、ページインの合計処理時間計60ミリ秒である。
ア 0.25
イ 0.33
ウ 0.67
エ 0.75
回答・解説
ページフォールト発生時の平均処理時間:30ミリ秒
ページインだけの処理時間(ページアウトなし):20ミリ秒
ページアウトを伴う場合の処理時間(ページアウト+ページイン):60ミリ秒
ページアウトを伴う場合と伴わない場合の割合を求めます。これを計算するためには、ページフォールト発生時にページアウトを伴わない場合と伴う場合の割合を求め、その平均が30ミリ秒となることを使います。
【計算式】 ページアウトを伴わない場合の処理時間は20ミリ秒、ページアウトを伴う場合の処理時間は60ミリ秒です。これらの割合をそれぞれxと1 - xとすると、平均処理時間は次のように表せます。
x×20+(1−x)×60=30
この式を解くことでx(ページアウトを伴わないページインの割合)を求めます。
【計算】
\require{enclose} \begin{array} 20x+60(1−x) = 30 \\ 20x+60−60x = 30 \\ −40x+60 = 30 \\ −40x = 30−60 \\ −40x = −30 \\ x = \frac{40}{30} \\ x =0.75 \end{array}
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