「AP過去問 令和5年度秋期 午前 問14」の版間の差分

提供:yonewiki
編集の要約なし
編集の要約なし
 
22行目: 22行目:


=='''回答・解説'''==
=='''回答・解説'''==
アは❌間違いです。インフラストラクチャの自律的なシステム運用を実現するために、インシデントへの対応手順をコードに定義すること。これはIaCではなく、'''Runbook Automation(ランブックオートメーション)や自律運用(AIOps)'''といった分野に関する内容です。IaCの目的とは異なります。


イは❌間違いです。各種開発支援ツールを利用するために、ツールの連携手順をコードに定義すること。この内容は、IaCではなくCI/CDパイプラインの構成やDevOpsの自動化の一部に近いですが、IaCそのものの定義とはずれています。
ウは❌間違いです。継続的インテグレーションを実現するために、アプリケーションの生成手順や試験の手順をコードに定義すること。これも主に'''CI(継続的インテグレーション)'''の領域に関する内容であり、IaCの定義とは異なります。IaCはアプリケーションではなく、インフラの構成に関するものです。
エは✅正しいです。ソフトウェアによる自動実行を可能にするために、システムの構成や状態をコードに定義すること。この記述が'''IaC(Infrastructure as Code)'''の本質を正しく表しています。IaCでは、サーバ、ネットワーク、ストレージなどのインフラ構成をコードとして記述し、それを自動的に適用・再現できるようにすることで、構成管理の一貫性と効率を高めます。
 したがって
<span style = "background:linear-gradient(transparent 75%, #7fbfff 75%); font-weight:bold; ">
エ</span>
 が答えです。


 
 

2025年4月16日 (水) 23:03時点における最新版

AP過去問 令和5年度秋期 午前 問題に戻る

AP過去問 令和5年度秋期 午前 問13前の問題へ

AP過去問 令和5年度秋期 午前 問15次の問題へ

 

問14(問題文)

 IaC(Infrastructure as Code)に関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア インフラストラクチャの自律的なシステム運用を実現するために、インシデントへの対応手順をコードに定義すること

イ 各種開発支援ツールを利用するために、ツールの連携手順をコードに定義すること

ウ 継続的インテグレーションを実現するために、アプリケーションの生成手順や試験の手順をコードに定義すること

エ ソフトウェアによる自動実行を可能にするために、システムの構成や状態をコードに定義すること

 

回答・解説

アは❌間違いです。インフラストラクチャの自律的なシステム運用を実現するために、インシデントへの対応手順をコードに定義すること。これはIaCではなく、Runbook Automation(ランブックオートメーション)や自律運用(AIOps)といった分野に関する内容です。IaCの目的とは異なります。

イは❌間違いです。各種開発支援ツールを利用するために、ツールの連携手順をコードに定義すること。この内容は、IaCではなくCI/CDパイプラインの構成やDevOpsの自動化の一部に近いですが、IaCそのものの定義とはずれています。

ウは❌間違いです。継続的インテグレーションを実現するために、アプリケーションの生成手順や試験の手順をコードに定義すること。これも主にCI(継続的インテグレーション)の領域に関する内容であり、IaCの定義とは異なります。IaCはアプリケーションではなく、インフラの構成に関するものです。

エは✅正しいです。ソフトウェアによる自動実行を可能にするために、システムの構成や状態をコードに定義すること。この記述がIaC(Infrastructure as Code)の本質を正しく表しています。IaCでは、サーバ、ネットワーク、ストレージなどのインフラ構成をコードとして記述し、それを自動的に適用・再現できるようにすることで、構成管理の一貫性と効率を高めます。


 したがって



 が答えです。

 


AP過去問 令和5年度秋期 午前 問13前の問題へ

AP過去問 令和5年度秋期 午前 問15次の問題へ

AP過去問 令和5年度秋期 午前 問題に戻る