「AP過去問 令和5年度秋期 午前 問11」の版間の差分
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アは❌間違いです。主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。この方式は、非ユニファイドメモリ方式の特徴です。専用のフレームバッファをグラフィック用に用意し、主記憶とは独立して処理を行います。これに対し、ユニファイドメモリ方式では専用のメモリを持たず、主記憶を共用します。 | |||
イは✅正しいです。主記憶の一部を表示領域として使用する。この方式がユニファイドメモリ方式の特徴です。CPUとGPUが主記憶を共有し、その一部をフレームバッファとして使用します。メモリの無駄を減らし、コストや設計を簡素化できる反面、メモリ帯域や性能面で制約が出る場合もあります。 | |||
ウは❌間違いです。シリアル接続した表示デバイスに、描画コマンドを用いて表示する。これは主にリモートディスプレイや一部の組込み機器などで見られる特徴であり、ユニファイドメモリ方式とは関係がありません。 | |||
エは❌間違いです。表示リフレッシュが不要である。一般的に、ディスプレイ表示にはリフレッシュが必要です。ユニファイドメモリ方式であっても、表示内容を維持するためには定期的なリフレッシュが行われます。 | |||
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2025年4月16日 (水) 21:59時点における最新版
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問11(問題文)
画面表示用フレームバッファがユニファイドメモリ方式であるシステムの特徴はどれか。
ア 主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。
イ 主記憶の一部を表示領域として使用する。
ウ シリアル接続した表示デバイスに、描画コマンドを用いて表示する。
エ 表示リフレッシュが不要である。
回答・解説
アは❌間違いです。主記憶とは別に専用のフレームバッファをもつ。この方式は、非ユニファイドメモリ方式の特徴です。専用のフレームバッファをグラフィック用に用意し、主記憶とは独立して処理を行います。これに対し、ユニファイドメモリ方式では専用のメモリを持たず、主記憶を共用します。
イは✅正しいです。主記憶の一部を表示領域として使用する。この方式がユニファイドメモリ方式の特徴です。CPUとGPUが主記憶を共有し、その一部をフレームバッファとして使用します。メモリの無駄を減らし、コストや設計を簡素化できる反面、メモリ帯域や性能面で制約が出る場合もあります。
ウは❌間違いです。シリアル接続した表示デバイスに、描画コマンドを用いて表示する。これは主にリモートディスプレイや一部の組込み機器などで見られる特徴であり、ユニファイドメモリ方式とは関係がありません。
エは❌間違いです。表示リフレッシュが不要である。一般的に、ディスプレイ表示にはリフレッシュが必要です。ユニファイドメモリ方式であっても、表示内容を維持するためには定期的なリフレッシュが行われます。
したがって
イ
が答えです。
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