「AP過去問 令和6年度春期 午前 問60」の版間の差分
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情報システムに対する統制をITに係る全般統制とITに係る業務処理統制に分けたとき、ITに係る業務処理統制に該当するものはどれか。 | |||
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ITに係る業務処理統制とは、情報システムを活用して業務処理を正確かつ完全に行うために設けられる統制であり、業務アプリケーションの中で行われる入力、処理、出力などに関連する統制を指します。 | |||
アは❌間違いです。入退室管理は物理的なアクセス管理に関するもので、全般統制です。 | |||
イは❌間違いです。システム開発委託に関する手続は、ITの管理体制に関するもので、全般統制です。 | |||
ウは✅正しいです。'''販売管理システムにおける入力データの正当性チェック機能'''は、業務システム内で処理されるデータの正確性や妥当性を確保するための統制であり、ITに係る業務処理統制に該当します。 | |||
エは❌間違いです。ファイアウォールの運用管理はネットワークセキュリティに関するもので、全般統制です。 | |||
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2025年4月14日 (月) 01:04時点における最新版
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問60(問題文)
情報システムに対する統制をITに係る全般統制とITに係る業務処理統制に分けたとき、ITに係る業務処理統制に該当するものはどれか。
ア サーバ室への入退室を制限・記録するための入退室管理システム
イ システム開発業務を適切に委託するために定めた選定手続
ウ 販売管理システムにおける入力データの正当性チェック機能
エ 不正アクセスを防止するためのファイアウォールの運用管理
回答・解説
ITに係る業務処理統制とは、情報システムを活用して業務処理を正確かつ完全に行うために設けられる統制であり、業務アプリケーションの中で行われる入力、処理、出力などに関連する統制を指します。
アは❌間違いです。入退室管理は物理的なアクセス管理に関するもので、全般統制です。
イは❌間違いです。システム開発委託に関する手続は、ITの管理体制に関するもので、全般統制です。
ウは✅正しいです。販売管理システムにおける入力データの正当性チェック機能は、業務システム内で処理されるデータの正確性や妥当性を確保するための統制であり、ITに係る業務処理統制に該当します。
エは❌間違いです。ファイアウォールの運用管理はネットワークセキュリティに関するもので、全般統制です。
したがって
ウ
が答えです。
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