「AP過去問 令和6年度春期 午前 問40」の版間の差分
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JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント-指針) | JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント-指針)において、リスク特定で考慮することが望ましいとされている事項はどれか。 | ||
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=='''回答・解説'''== | =='''回答・解説'''== | ||
アは❌間違いです。(結果の性質及び大きさ)これは主にリスク評価の段階、特にリスク分析やリスク評価で考慮される事項です。リスク特定の時点ではまだ影響の大きさを定量的に評価する段階ではないため、この選択肢は不適切です。 | |||
イは❌間違いです。(残留リスクが許容可能かどうかの判断)残留リスクとは、リスク対策を講じた後に残るリスクを指します。これはリスク対応やリスク受容の判断に関わるものであり、リスク特定の段階では扱われません。 | |||
ウは✅正しいです。(資産及び組織の資源の性質及び価値)JIS Q 31000:2019におけるリスク特定のプロセスでは、何に対してリスクが及ぶかを明確にする必要があります。そのため、対象となる資産や資源の性質や価値を把握することが重要とされており、この選択肢が正解となります。 | |||
エは❌間違いです。(事象の起こりやすさ及び結果)これもリスク分析において頻度や影響を評価する段階で扱われる内容です。リスク特定は、どのような事象や資産がリスクに関わるかを洗い出す作業であり、まだ起こりやすさの評価には進んでいません。 | |||
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2025年4月12日 (土) 01:28時点における最新版
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問40(問題文)
JIS Q 31000:2019(リスクマネジメント-指針)において、リスク特定で考慮することが望ましいとされている事項はどれか。
ア 結果の性質及び大きさ
イ 残留リスクが許容可能かどうかの判断
ウ 資産及び組織の資源の性質及び価値
エ 事象の起こりやすさ及び結果
回答・解説
アは❌間違いです。(結果の性質及び大きさ)これは主にリスク評価の段階、特にリスク分析やリスク評価で考慮される事項です。リスク特定の時点ではまだ影響の大きさを定量的に評価する段階ではないため、この選択肢は不適切です。
イは❌間違いです。(残留リスクが許容可能かどうかの判断)残留リスクとは、リスク対策を講じた後に残るリスクを指します。これはリスク対応やリスク受容の判断に関わるものであり、リスク特定の段階では扱われません。
ウは✅正しいです。(資産及び組織の資源の性質及び価値)JIS Q 31000:2019におけるリスク特定のプロセスでは、何に対してリスクが及ぶかを明確にする必要があります。そのため、対象となる資産や資源の性質や価値を把握することが重要とされており、この選択肢が正解となります。
エは❌間違いです。(事象の起こりやすさ及び結果)これもリスク分析において頻度や影響を評価する段階で扱われる内容です。リスク特定は、どのような事象や資産がリスクに関わるかを洗い出す作業であり、まだ起こりやすさの評価には進んでいません。
したがって
ウ
が答えです。
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